前夜、『チェンジリング』を観ていたく感動。で、翌日観に行きましたよ、『グラン・トリノ』!これも見終わった後、しばらく立ち上がれなかった~。傑作!今のイーストウッドは神がかっているねぇ~。
『チェンジリング』に比べれば、おそらく低予算で軽量級の作品なんだろうけど、見終わった感覚はきわめて重い…。
これが役者としてのイーストウッドの最後の出演作といわれているけど、ナルホドって頷ける内容になっています。
典型的なアメリカの頑固な老人とアジア移民の心の交流、といってしまっては簡単ですが、あとから考えるとストーリー自体は類型的かもしれない。
でも、これは凡庸にして非凡な一本ですよ。他の監督がこういう映画をとってもB級映画にしかならないでしょうからね~。
ま、「教育」というテーマは彼の映画の中でも繰り返し登場するもので目新しくはないのですが、今回は現代的な異文化のなかでこのテーマを追求しているという印象。
とにかく、ご覧ください。もう言葉はないですね。
なお、一点だけ指摘したいのは教会の扱い。
『チェンジリング』の方では話のキーになるのがプロテスタントの長老派の牧師。一方、『グラン・トリノ』の方は主人公がポーランド移民の子のせいかカトリックの神父が重要な役割を演じます。
で、このあたりの宗教文化の微妙な違いがわたしにはたいへん興味深かった。カトリックやプロテスタント、ギリシア正教やロシア正教など、キリスト教でも違いがあるぐらいの話は、学校で教える基礎教養としては結構重要なんじゃないですかね~。旅行するときも結構役に立ちますし。
ま、余計なことですけど!
『チェンジリング』に比べれば、おそらく低予算で軽量級の作品なんだろうけど、見終わった感覚はきわめて重い…。
これが役者としてのイーストウッドの最後の出演作といわれているけど、ナルホドって頷ける内容になっています。
典型的なアメリカの頑固な老人とアジア移民の心の交流、といってしまっては簡単ですが、あとから考えるとストーリー自体は類型的かもしれない。
でも、これは凡庸にして非凡な一本ですよ。他の監督がこういう映画をとってもB級映画にしかならないでしょうからね~。
ま、「教育」というテーマは彼の映画の中でも繰り返し登場するもので目新しくはないのですが、今回は現代的な異文化のなかでこのテーマを追求しているという印象。
とにかく、ご覧ください。もう言葉はないですね。
なお、一点だけ指摘したいのは教会の扱い。
『チェンジリング』の方では話のキーになるのがプロテスタントの長老派の牧師。一方、『グラン・トリノ』の方は主人公がポーランド移民の子のせいかカトリックの神父が重要な役割を演じます。
で、このあたりの宗教文化の微妙な違いがわたしにはたいへん興味深かった。カトリックやプロテスタント、ギリシア正教やロシア正教など、キリスト教でも違いがあるぐらいの話は、学校で教える基礎教養としては結構重要なんじゃないですかね~。旅行するときも結構役に立ちますし。
ま、余計なことですけど!
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