シド・バレット死去

すいませんね～、オヤジな趣味のロック・リスナーで！でも、フロイドは結構好きだったし、サイケデリック全開のファーストは、フロイド全般とは違う意味で好きなアルバム。だけど、シド・バレットって、ある意味とっくに死んでた人ではあるんですよね・・・。

ピンク・フロイドの創設メンバー、シド・バレットさん死去 (ロイター) - goo ニュース

ＸＴＣが変名で作ったサイケデリックアルバム「デュークス・オブ・ストラトスフィア」っていうのが、妙に好きだった関係で、ピンク・フロイドのファーストアルバム「夜明けの口笛吹き」って、ちょっとお気に入りだった時期がある。

後年の、地味な反復で盛り上げる独特のパターンと違い、初期のフロイドはホントにポップで別なバンドみたいな感じだった。アルバムには入ってないけど、「シー・エミリー・プレイ」も好きな曲だし、デビット・ボウイのカバーもカッコよかったなあ・・・。

ところで、突拍子もないんだけど、シド・バレットっていうと、わたしは条件反射的に百人一首の陽成院を思い出す。このひとも完全にいっちゃってて、天皇の位を廃位され、不遇で生涯を終わってしまった。

「筑波嶺の　みねより落つる　男女川　恋ぞつもりて　淵となりぬる」

どこか、心の深淵な闇の住人になってしまったひと。そんなイメージから離れられないな・・・。

＞バレットさんは亡くなる前の３０年間、姿を隠すように暮らしていたという。

なんて話を聞くと。

というわけで、ロジャー・ウォーターズじゃないけれど、言っておこう！

Shine on you, crazy diamond!!

ご冥福をお祈りいたします。

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