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切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

『のだめカンタービレ 17』 二ノ宮知子 著

2007-02-21 02:11:01 | 超読書日記
今度の「のだめ」最新刊は新展開。千秋真一のお父さんが登場して、親子モノになっていくのかしら?しかし、千秋ものだめも、いつになくワーカホリックな巻ですね。

最初の方に出てくる、チャイコの「ロミオとジュリエット」はチェリビッダッケ盤をいっときよく聴いていたので馴染みがあったんだけど、ニールセンの「不滅」とバッハのP協①は聴いたことがなかったので、ここのところせっせと聴いてます。

バッハのP協①はグールドがピアノ、バーンスタイン指揮のCDが近所で売っていたので買ったんだけど、ニールセンはあんまり売ってなくて図書館で借りたネーメ・ヤルヴィ盤が盤面がよくなくてちゃんと聴けず(!)、クチャル盤を手に入れたんだけど、まだピンと来てないです。(特に「不滅」に関しては。それと、ここ二日、タワレコ新宿店休みなんですよね。)

作品中で、千秋が失敗したベト4は、たまたまベートーベンで一番好きな交響曲だったし、二ノ宮センセイのなかで、千秋ってどんな指揮者というイメージなのかって気になるところではありますね。

(厳しいからトスカニーニか、颯爽としてるからクライバーなのか、講釈が多くてチェリビダッケ?弾き振りがあるからバーンスタイン・・・。結局、よく分からないな~。)

さて、これを期にニールセンのCDが突然日本で売れたりしたら画期的なことかもしれませんね。ただ、わたしの知る限り、フランス、イタリア、ギリシアの本屋さんでは、「のだめ」は売っていたから、海外でも今後影響力なんてこともあったりして・・・。(まあ、ないかな?向こうは一応本場だし。)

そろそろ、新キャラが出てこないと続かないなあなんて思っていたから、今後が楽しみ。それにしても、登場人物が勤勉になってきて、近頃怠惰なわたしはたいへん刺激されました・・・。

のだめカンタービレ #17 (17)

講談社

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