切られお富!

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ブリュッセルの記憶

2016-03-24 22:13:53 | TVピープル
テロ被害にあったブリュッセルの空港ですが、一度だけ行ったことがあったんで、いろいろ思い出したのと、なんだかテロが身近に感じてきた気がします。というわけで、雑感。

【ベルギー連続テロ】ブリュッセルの空港・地下鉄で爆発 当局「テロ攻撃」と断定 34人が死亡

ローマからパリへ行くはずの飛行機が悪天候のためにブリュッセルの空港に降りてしまったんで、すぐにパリまで行きたかったわたしは、空港で経路を教えてもらって、鉄道でパリまで行ったんですけど、イメージでいうと、東京から名古屋まで行かないくらいの距離感だったような・・・。東京から浜松くらいの感じかな、料金的にもかかった時間的にも。

高校の地理の時間で習ったように、ベルギーといえば主要な言語が二つで、すべての表記にフランス語と見慣れないオランダ語(フラマン語)が書かれていて、大学の第二言語だったフランス語はともかく、オランダ語のスペルはチンプンカンプンでした。でも、どうにか、パリの北駅(ジャン・ルーシュの傑作映画『北駅』でもおなじみですね。)まで深夜にたどり着いたんですけどね。

ということで、夜のブリュッセルしか知らないんだけど、空港とか地下鉄みたいな日常的な空間で自爆テロが起きるって感覚が、個人的には地下鉄サリン事件以来のものではあるんですよね。というのも、地下鉄サリン事件の時は、事件当日六本木に行く予定だったのに、急遽キャンセルになって、難を逃れたという経験をしているもので・・・。

ま、個人的な感慨はともかく、ヨーロッパの公共の場では、なおいっそう手荷物検査の強化が図られることになるんでしょうね~。ルーブル美術館の手荷物検査の大行列を思い出すと、ちょっとウンザリだけど、しょうがない。

あと、ヨーロッパ渡航も当分要注意ってことになるんですかね~。久々に今年は行きたいなあ~なんて思っていたんだけど・・・。

そういえば、名探偵エルキュール・ポワロがベルギー人からの亡命者で熱烈な愛国者という設定でしたね。あんまり関係ですが・・・。

ということで、なんかたいしたことない「記憶」でしたね。

PS:ベルギーで撮った写真がないんで、映画『北駅』にまつわる画像です。ちなみに、この駅って、観光ガイドの類だと、治安のよくない駅ということになってるんですけどね。

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