きっこさん、新聞に登場！

日頃尊敬している「きっこのブログ」のきっこさんのことが、昨日の夕刊フジとサンスポに出るというので、思わずキオスクに”欽ちゃん走り”してしまったわたしはやっぱり相当なきっこファンですか？

サンスポの方は『花岡信昭の政流かわら版』という小さいコラムで「ネット社会が政治を変える」というタイトルで取り上げられていただけなんだけど、夕刊フジの方は３面に割りと大きく取り扱われていた。

内容はどちらも耐震強度偽装問題でのきっこさんの活躍を中心に取り上げられているのだけど、わたしのブログの読者にも多いであろう「きっこのブログ」読者には取り立てて目新しい情報はない。

ただ、ブログというスタイルによる「言論の自由」が政治を動かしているということを、遅まきながら、それが夕刊紙とスポーツ紙とはいえ取り上げたということが画期的なことだと思う。

９・１１選挙の後、多くの新聞関係者たちが、「メディア選挙、ワイドショー選挙で、新聞は批判したが駄目だった」みたいな高みに立った発言をしていたのには腹が立ったけど、結局小泉の秘書官飯島がいみじくも言ったように、「誰も新聞なんか読んでない」ってことを新聞関係者は身にしみて感じるべきだと思う。誰も読んでいないばかりか、政治家にに突っ込むこともできず、自己規制して知ってることも報道できない既存メディアにもう誰も期待をしていない。

「既存メディアの強みは調査報道」なんて話は一時のホリエモンバッシングのときに散々新聞関係者が発言していたけど、きっこさんの情報収集力や明快な説明能力の前には「既存メディアの調査報道」なんてえらそうにいえるものなのか疑わしく思えてくる。（念のために言っておきますが、わたしはホリエモン嫌いですよ。ただ、批判したメディア関係者のいかにもエスタブリッシュメント的な発言にむかついただけ！）

障害者自立支援法反対を掲げた障害者の方々のブログもそうだったけど、現場の声や情報を持っている人たちが無料で声を上げられる、ブログという「言論の自由」が商業主義（広告主義？）を超えた突破口になればいいなと思っています。（なにしろ、最近じゃあビラ配りくらいで逮捕されたりするらしいですからね！！）

ＰＳ：これがunkownさんから頂いたコメントに対するわたしなりの答えなんですが、いかがですか？