教師の不祥事とヴァネッサ・パラディの『白い婚礼』

わたしは朝くらいしかテレビを点けないんだけど、何日に一回かは「教師の猥褻事件」というニュースにぶつかってしまって、朝っぱらから結構不愉快！何で朝のワイドショーがこういう話題を好きなのかはいまいちよく分からないんだけど、ホントこれって何なんだろう？ところで、朝の番組でも最近話題のジョニー・デップ。彼の奥さん・バネッサ・パラディが、妻子ある学校の中年教師と付き合う高校生の役を演じた映画があったんですよね～。なんか、急に思い出しちゃったんだけど・・・。

フランス映画『白い婚礼』がその映画なんだけど、結構この作品ってちゃんとした映画で、この映画でセザール賞有望若手女優賞やロミー・シュナイダー賞なんかも彼女は受賞してるんですよね。

ハリウッドの恋愛映画って、いみじくも、かのヒッチコックが「マン・ハント・ストーリー」と自作を言ってのけたように、基本的にシンデレラ・ストーリーなんですよね。一方、フランス映画って、愛のためなら地位も財産も捨てるみたいなパターンの話が多い。

このあたりに決定的な恋愛観の違いがあるわけだけど、日本人ってどちらかっていうとシンデレラ・ストーリー好みなのかなとは正直よく思う。（だから、フランス映画って、今は分が悪い？）

ワイドショーネタの教師の不祥事って、とんでもない話ばかりでウンザリものだけど、この映画みたいな関係ってどのくらいあるんだろう？

ただ、それにしても結構エグイ結末の映画だったりしたんだよね～、この映画って・・・。

と、まあ、ここのところ忙しいわたしの、つまんないひとりごとでした・・・。

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