たまたま、三島由紀夫の『作家論』(中公文庫)を読み返していたら、泉鏡花の戯曲「天守物語」の初演(花柳章太郎の天守夫人、水谷八重子の亀姫)で、ドビュッシーの「雲」が伴奏音楽として使われていたというくだりに出くわした。澁澤龍彦は鏡花の戯曲について、水が重要なエレメントになっているという指摘をしているけれども、「鏡花、水、ドビュッシー・・・」という組み合わせが、蒸し暑い今年の夏をせめて心だけでも涼やかにさせてくれるんじゃないか・・・って思えてきたのは、やっぱり、気のせいか?!
「雲」はドビュッシーの夜想曲のなかの一曲だけど、評論家の宇野功芳がこの曲を大好きだっていうのはちょっと意外だった。
そういえば、HMVの評論家エッセイで許光俊が「暑くてじっとりにはフランス音楽」という記事を書いていたけど、確かにチャイコとかロシアものってどっちかっていうと冬に聞きたい感じではある。
ところで、話を「天守物語」に戻すと、近々歌舞伎座へ玉三郎の「天守物語」を観に行く予定。今月はこの芝居のみ評判がいいみたいなんで、俄然期待は高まるんだけど、どんな感じになることか?(特に海老蔵!!)
「雲」を聞きながら、期待に胸を膨らませています!
「雲」はドビュッシーの夜想曲のなかの一曲だけど、評論家の宇野功芳がこの曲を大好きだっていうのはちょっと意外だった。
そういえば、HMVの評論家エッセイで許光俊が「暑くてじっとりにはフランス音楽」という記事を書いていたけど、確かにチャイコとかロシアものってどっちかっていうと冬に聞きたい感じではある。
ところで、話を「天守物語」に戻すと、近々歌舞伎座へ玉三郎の「天守物語」を観に行く予定。今月はこの芝居のみ評判がいいみたいなんで、俄然期待は高まるんだけど、どんな感じになることか?(特に海老蔵!!)
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