切られお富!

歌舞伎から時事ネタまで、世知辛い世の中に毒を撒き散らす!

勘三郎の脱税問題をめぐって!

2007-05-29 23:59:59 | かぶき讃(トピックス)
強気だったかと思えば、謝ったり、よくわからない勘三郎の脱税問題なんだけど、わたしは「脱税」なんていう犯罪はたいした犯罪ではないと思っているので、こういうことを非難したがる識者ってものがよくわからない。ばれちゃったらごめんなさいで、いいんじゃないのって感じだな~。

林家正蔵のときに思った、「ご祝儀ってバカにならないんだなあ」っていう感慨も、正蔵、勘三郎クラスの場合に限るのであって、襲名とはいっても、落語家や歌舞伎役者で収支が合わないというケースだってありそうな気がします。(詳しくは知らないけれど。)

さて、話を「脱税」に戻すと、もし仮にわたしが脱税で捕まったとしても、刑には服するものの、世の中に向かって陳謝なんてするつもりは毛頭ありません。

だって、国の名前で集められたお金の行方について、まったく信用なんかできないし、納めた年金の記録さえいい加減な行政や、領収書添付などという社会人なら常識ともいえる事柄についてまで、「自由な政治活動が妨げられる」などとほざく政治家のいる国で、どうして脱税に罪悪感を持たなければならないのか?(NHKの視聴料と一脈通じるな。)

もちろん、行政法上の公定力ってこともわかっちゃあ、いますけどね?

注:行政法上の公定力とは、「行政行為は、たとえ違法であっても重大かつ明白な瑕疵がなければ、権限ある国家機関(行政庁または裁判所)がこれを取り消さない限り、一応有効なものとして公定される効力」。でも、国家機関に権限があることは認めても、権威は失墜していると言わざるをえないよね、行政府、裁判所ともに。
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