ヤフーニュースに「『ディア・ハンター』の監督死去」って書かれ方をされているのを見ると多少複雑ですが、でも残した長編映画がたった7本って、オーソン・ウェルズ以上に呪われた監督だったなと。ご冥福をお祈りいたします。
ある世代には特別な感情を呼び覚ます監督なんでしょうね~。わたしのご近所にも大ファンがいますし…。
で、わたし個人はもうちょっと退いた感じなんだけど、それでもやはり『ディア・ハンター』と『天国の門』は凄かった!個人的な趣味でいうと『天国の門』の方が好きなんだけど、映画好きでカラオケに行くと、みんなで歌う歌は決まってフランキー・バリの「君の瞳に恋している」でした!(「なんで?」と思ったひとは、最初の部分でいいから、『ディア・ハンター』を観ること!)
しかし、『天国の門』の興行的失敗と批判以来、このひとって相当嫌われたんでしょうね。この辺の状況は、むかしロッキングオンが出していた『アメリカンニューシネマの息子たち』というインタビュー集を読むとよいです。あと、『天国の門』評としては、三島賞受賞作『伯爵夫人』が絶賛販売中の蓮實重彦氏の『映画 誘惑のエクリチュール』所収のものが基本ですかね(好き嫌いはともかく…。)。
というわけで、『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』、や『シシリアン』については書かないのかって言われそうだけど、亡くなってみると、上記2本でい~やと思えちゃうところが、この人の不幸だったんだろうな~と。
ま、『ディア・ハンター』久々に見直そうっと!
ある世代には特別な感情を呼び覚ます監督なんでしょうね~。わたしのご近所にも大ファンがいますし…。
で、わたし個人はもうちょっと退いた感じなんだけど、それでもやはり『ディア・ハンター』と『天国の門』は凄かった!個人的な趣味でいうと『天国の門』の方が好きなんだけど、映画好きでカラオケに行くと、みんなで歌う歌は決まってフランキー・バリの「君の瞳に恋している」でした!(「なんで?」と思ったひとは、最初の部分でいいから、『ディア・ハンター』を観ること!)
しかし、『天国の門』の興行的失敗と批判以来、このひとって相当嫌われたんでしょうね。この辺の状況は、むかしロッキングオンが出していた『アメリカンニューシネマの息子たち』というインタビュー集を読むとよいです。あと、『天国の門』評としては、三島賞受賞作『伯爵夫人』が絶賛販売中の蓮實重彦氏の『映画 誘惑のエクリチュール』所収のものが基本ですかね(好き嫌いはともかく…。)。
というわけで、『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』、や『シシリアン』については書かないのかって言われそうだけど、亡くなってみると、上記2本でい~やと思えちゃうところが、この人の不幸だったんだろうな~と。
ま、『ディア・ハンター』久々に見直そうっと!
ディア・ハンター デジタル・ニューマスター版 [DVD] | |
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NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン |
天国の門 [DVD] | |
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン |
アメリカン・ニュー・シネマの息子たち―ルーカスからゴダールまで11人のインタヴュー集 (1982年) | |
ロッキングオン | |
ロッキング・オン社 |
映画 誘惑のエクリチュール (ちくま文庫) | |
クリエーター情報なし | |
筑摩書房 |
god blessed you Mike.
今いま「ディア・ハンター」を見直したところです。マイクはやっぱり格好いいです。若きデ・ニーロも格好いい!
私も昔は「天国の門」が好きだったのですが、今は「ディア・ハンター」の方が胸に来ます。年ですかね…
マイク!男って、男の子って何て素晴らしいんだろうって思わせてくれる数々の映画をありがとう。
女子供にはわかるまい!
格好いいとはこういうことだ!
それほどでもない…なんて言わないで、いつか、ゆっくり話をしましょうね。
ご近所さんも交えて、夜明けまで飲みましょう!
I love you baby~って叫びながら。
>女子供にはわかるまい!
なんていわないでくださいよ!この映画では、メリル・ストリープも素敵なんですから!
で、わたしも訃報記事を書いた後に、コメンタリーで見直して、『ディア・ハンター』の方が歴史に残るような普遍性があるなあ~と思いました。冒頭のトラックのシーンからして風格があるというか・・・。オスカーを渡したのが最晩年のジョン・ウェインだって逸話からして、この映画自身が自ら神話性を招きよせたって気がしてきますし。
ということで、改めて再見に耐える映画だと思いましたよ。当分、「君の瞳に恋してる」を口ずさんで暮らしてしまいそうです。
おっしゃる通り、わたしもあのボーリング場の場面のメリル・ストリープ好きなんですよね!
で、この映画の彼女が何でよいかというと、この映画の撮影後に亡くなってしまった彼女の当時の恋人ジョン・カザールと共演しているからだと思うんですよ。
『ソフィーの選択』とか『フランス軍中尉の女』なんかだと、イェール大出身のインテリ女優って感じがなきにしもって感じなんだけど、この映画ではもうちょっと生っぽい部分が出てますよね。しかも、当時の彼女は彼氏の病気を知ってたんでしょうからね~。
そういう意味でも貴重な映画ではあります。それと、ジョン・カザールはシドニー・ルメット監督の『狼たちの午後』がよかったな~。