高知小2水死、被害児童の父と一緒にいた子供の親の思い
週刊誌の記事は信用ならないと思っていますが、
この記事に関してはSNSでお父さんが本当に気持ちを吐露しているので、
問題なさそうです。
この事故が起きたニュースはブログでも取り上げて、
助けを求めなかった子供たちへの対応がむずかしいなあと思いました。
が、もしもイジメが原因なら話が変わってきます。
お父さんのSNSには、
「学校に調査を求めてみては?」
という意見が出ていましたが、
亡くなったお子さんが通っていた小学校は全校生徒が77人だそうです。
人口も少ない閉鎖的な過疎地と思われます。
vorinが住んでいた山間部の集落は、
当時小学校で150人くらい居たと思いますが、
同じようなもんです。
こんなところで犯人探しは無理です。
おそらくそこに住んでいる人たちは真実を知っています。
もしかすると目撃した人がいるかもしれませんが、
本当のことを話す勇気がある人はいないと思います。
こういうところで波風を立てたら引っ越さなければいけなくなります。
大人はみんな口をつぐんで心の中を見せません。
表面上は仲良くします。
そうでないと、災害が起きたときや人の手を借りたいときに
助けてもらえなくなります。
「田舎にイジメはない」とツイートした人がいたようですが、
田舎だからこそ悪質なイジメがあります。
保育園から中学までずっと一緒のメンバーで育つんです。
保育園のときに決まった力関係は中学まで変わりません。
大人しい子たちは、
子供のときから見て見ぬふりをし、
長いものに巻かれ、事なかれ主義になります。
この事故がイジメによるものなのかどうかは、
うやむやになると思います。
いまだに一緒に遊んでいたとされる4人の子供の親が
被害者家族に状況を説明しに来ない、謝りに来ない、
学校が生徒や保護者に説明したり注意喚起をしない、
まったく事故のことに触れようとしないということが
「このまま風化させてなかったことのようにしよう」
という住民たちの暗黙の合意なのだと思います。
これまでは田舎だから闇に葬られてきましたが、
このお父さんはどこまで戦えるでしょうか。