先週くらいから我が家のキッチンがニンニク臭に包まれておりました。
原因は、いただき物のニンニクを使いかけで置いていたところ、
土が付いていたところが傷んでしまったことにあります。
土から掘り出したニンニクはすごく臭うんだなあなんて思っていたら、
単純に腐りつつあって強烈な臭いを発していたわけであります。
それに気づく前に、vorinがパートナーに
「最近、家の中がニンニク臭くない?」と問いかけたら
「そう?」とのお返事。
パートナーは、やたら臭いにうるさいので、
臭くないのかと思ったのですがそうでもないご様子。
それなのに、生乾き臭と菌繁殖臭には
ものすごい勢いで「くさっ!!」と騒ぎます。
最近は洗濯物が臭うことがなくなりましたが、
台拭きがたまにやらかします。
(よく洗わずにテーブルを拭いたときに拭いた瞬間に臭いを放つのです。)
そしてそして、最近の出来事。
事務所のトイレがめちゃくちゃ臭くなり、
隣の会社(と共用)の人が強烈な消臭剤を置くようになりました。
vorinは、消臭剤の匂いがダメなのですが、
その前提にあるトイレの臭いも臭すぎて、
なにが原因なのかトイレに行く度に気になっている次第です。
で、パートナーに
「最近トイレがめっちゃ臭いよね。なんでだろう。」と言ったところ、
これまた「そう?気が付かなかった。」
・・・えっ!?
あんなに臭いのに?
だからあんな強烈な消臭剤が置いてあるのに?
あなた、鼻詰まってません?
そうか、vorinとパートナーでは、
「臭い」と思う臭いが違うんだ!!
と気が付いた次第です。
当たり前のことですが、
人によって暑い寒いの感覚がちがうように、
感じる臭いも、
見えている景色も、
聞こえる音も、
食べ物の味も、
まったく違うんですよね。
なんか、人間という大きな括りで捉えてしまって、
1つの事象に対して、
大なり小なりみんな同じように感じるものだと
思ってしまっておりました。
その中で、敏感・鈍感があって、
強く感じる人、弱く感じる人というのがいるように思っていましたが、
そうではないのですよね。
自分が感じた感覚が
ゼロの人もいれば100万倍の人もいるということです。
同じ人間だけど、
自分と自分以外の人は、まったくちがう生き物なのですよね。
なんか、面白いなと思いました。