空手・植草歩巡るパワハラ問題…医師の“是正勧告”後も竹刀稽古は続いていた
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/sports/hochi-20210331-OHT1T50020
先日、NHKのEテレの「ドキュランド」という番組で、
スポーツ界の性的虐待を取り上げていました。
10代のころに師事したコーチにレイプされたりしたそうです。
アメリカの水泳協会は理事が金儲けに走っているため、
選手からの訴えをもみ消すそうです。
刑事罰でコーチを訴えようにも弁護士費用の負担が大きく、
選手家族もそう簡単には訴訟が起こせず、
協会で改革を求めた理事は首になってしまうという始末。
日本もパワハラでレスリング協会やテコンドー協会でひと悶着ありましたが、
その後、なにか変わったのでしょうかね。
今回は空手協会ですが、元選手だけで協会を運営すると
今まで練習しかしてこず、
社会を知らない人たちが運営することになるので
昔のやり方を貫いたり、独裁者が現れたり、
なにかしら問題が起きると思うのです。
独裁者や実績がある元選手にほかの人が意見しづらい環境にならないよう、
たとえば理事の半分を元選手でない人にしてはいかがでしょうか?
なにか決める時は多数決で決議するので、
半分を一般の人にしておけば独裁や社会的におかしいことを
強行することができなくなります。
かつ、一般の人なら昔のやり方を知らないので、
「昔は・・・」というような考えで選手の意見を排除することもないと思うのです。
スポーツ選手は引退後の仕事に困るので、
協会内での職を一般の人に譲りたくはないでしょうが、
自浄作用のある団体にしないと
これから先、所属しない選手が出てくるのではないでしょうか。
まあ、なにも変わらないでしょうけどね。
変えたい人は、力を蓄えて、自分で変えていくしかありません。
パワハラを公にしても65歳の選手強化委員長は、
「うるさいな」としか思わず、
さらに理事たちは身内を守るのでなにも変わらないわけです。
世の中には正義はどこにもありません。