11年ぶりの教え子との再会

世の中って狭いなぁ・・・と感じた。
この仕事に就いていないと
できないことなのだなぁとも。

11年前に、3年生と4年生で担任した時の教え子と
再会してきました。
嬉しいことに、教え子のお父さんから
庭で育てているというバラの花束までいただきました。

東日本大震災があった当日、この教え子のことを
自宅まで送り届けたのそうです。
私、全く記憶がないのですが、覚えてくれていたようです。
確かに、あの時、学校に迎えがなかった何家庭かの
家に送って行った記憶はあります。
ブロック塀が倒れたり、長い長い車列でなかなか進まない
車の間を横切ったりしたこと。
お父さんが覚えていてくれたようです。


この3月に大学を卒業した同僚から
「〇〇ちゃん、知っていますか？」と声を掛けてもらったのは
9月下旬のこと。
〇〇ちゃんとは、4校前の勤務校で3年4年と担任した教え子。
同僚とは、2歳違うのだそうだが、たまたまアルバイトで
一緒だったそうな。
そして、〇〇ちゃんがたまたま組織表を眺めていたら
同僚と同じ学校に私がいることを知り、連絡をくれたそうな。
そのことを同僚から聞いて嬉しくなった。
おまけに、「わだじゅん先生のLINE、教えてもいいですか」って聞かれたものだから
(いいよ、いいよ)と二つ返事。
そしたら、その晩にすぐさま〇〇ちゃんからLINEが届いたのだ。


何度かのLINEのやり取りの後、帰省するという彼女の予定に合わせて
11年ぶりの再会。
彼女は、この春から学校事務の仕事をしている。

夕飯を一緒に食べながら、3時間半しゃべり通した。
その間、彼女が2年生の時の担任の先生にも
連絡して、話が盛り上がった。
次に会う時は、2年の時の担任も合流予定。
それから、他の教え子たちも連れてきてくれることを
約束した。

今年に入り、中学生から30過ぎた教え子まで3人に会うことができている。
ブラックだけど、この仕事、やはりやめられないや。