今年もまた台風が島を襲った。

繰り返す悲しみは日照りと嵐がもたらしている。

島を挙げての「与論十五夜踊り」の願いが神様に届いてくれなかったのは、
シーポー(作法)が間違っていなかっただろうか?
など、信心深い私は思ってしまうのである。

台風も干ばつも自然の営みでしかないのに、
人間が勝手に自分に都合よく要求しているに過ぎない愚かさに我々は早く気付くべきであろう。

台風の通過後は海岸を見回ることにしている。
砂浜がどれだけ浸食されているのかを確認することにしている。

今年の台風の通過後に特に気が付いたことは、
漁船用の斜路に砂が堆積したまま放置されたおかげで、
砂浜がもとの形に戻っていることである。
船倉海岸は私と犬の朝の散歩道であるがここの海岸については念入りに観察している。
度重なる台風と漁師高齢化で斜路を利用する人口が減っているのだろう。
景観と生活のどれを優先させるかを町政に調整してもらいたいものだ。

前置きは とっといて・・・。

[あだなしとぴぬい」と題して 想い出を書いてみよう。

一日中 火守をしてすごした。

ほむろいろ・・・・。
