2010年02月21日 楽天プロフィール XML
死とむきあう (4)
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畑や庭仕事に没頭していると、
身近に父や祖父母の影を感じる。
子供の頃に遊んだ庭や畑はすべて形が変わっていて、
その移り変わりを覚えているのは自分しかいないと思うと、
ますます寂しくなる。
写真も残っていない幼児のころの屋敷の風景は
私の記憶に残っているものを絵として書き上げないかぎり、
言葉では難しい。
だから、絵が描けたらどんなにいいことか・・。
下手でもいいから、
歩けなくなるようになってからの慰みにしたいものだ。
あれもこれもと、求めすぎて、
何もものにならないで今まできているが、
所詮何もかも素人でおわるのが落ちだ。
今できることを楽しみながら一生を終えたい。
人生を祖父母、父、叔父などの死に逝く姿で感じ取れるようになった。
限りがある、との思いが強くなって、
先ず始められたのが 断酒 で、
どうしても飲みたいと思う気持ちが和らいできている。
すでに、普通の人の一生分は飲んだと思うし、
酔って感じる幸福感は所詮、
夢のようなもので、
醒めたら消えてしまう。
消えるのが怖くて又飲むのくりかえし・・・・。
死期を早めるのがもったいなくなった。
何か一つでも、家族や近所の人に思い出してもらえるような
仕事を残しておきたいと思った。
また、こどもに恥をかかせること、
先祖の顔をよごすことも避けたいとおもった。
本気になって、
死ぬ気になったら怖くないというから、
早死にしたくなかったら、
健康が一番。
精神的にも肉体的にも。
欲張らず、あせらずに今の生活を続けていけるならば、
10年後には、与論の風土にあった屋敷林の形、が
できてくるだろう。
人生訓「孔子の一生」を目安に死と向き合いたい。
ヨロンマラソンを完走したら、
泡をいっぱい 飲みたい。
それまで、我慢我慢。
断酒続行。
sataguruma.JPG
こどものころ牛追いして こんな砂糖車を引かしていた。
砂糖小屋に牛小屋、鶏小屋、豚小屋など
屋敷をすべて模様替えしてしまった。
絵が 描けたらなー・・・・。