令和6年2月10日11日(土日)と、静岡県の掛川市方面へ行ってきた。
それというのも、ラジオ番組にゲスト出演をしていた渡辺真知子さんのトークや歌声を聞いて、懐かしさやにじみ出る人柄の良さから思わずファンクラブに加入してしまい、送られた会報に載っていたコンサートに申し込んだという具合である。
会場近くには、かって東海道を歩いていた時に、行かずじまいであった「小夜の中山」や山之内一豊が、小山会議から帰り関ヶ原に向かう家康をこの寺の茶庭でもてなしたとされる「久延寺」があったり、読んでいる井原忠政さんの小説「三河雑兵心得」に出てくる「高天神城」があったりで、それなら一石三丁になるなと思い、掛川駅の近くのホテルを予約しての旅行であった。
では順を追って書いておこう。
天気に恵まれ、朝8時20分出発。厚木から東名に乗る。途中牧之原PAで昼食。そこで食べた「かつおラーメン」また食べに行ってもいいなというくらい美味しかった。写真を撮ったのに消してしまった。
菊川で降りて、高天神城へ。「高天神城を制する者は遠江を制す」と言われている。最初の戦いでは武田勝頼が制して名声を高めたが、その後に起こった長篠の戦で勢力が弱まり、ついには家康が制することになる。ここはほんとに急坂に囲まれていて、どこからも攻めづらそうな城である。途中まで登ったが、それでもハーハー言いながらだった。でも景色はよかった。途中三日月井戸があり、水が湧き出ていそうなところだ。そこに誰かが、金魚を放していて、赤のコントラストが印象的だった。
ホテルに着いて、私は天童浜名湖鉄道というローカルな線に乗って、森町文化会館へ。渡辺真知子コンサートへ行く。
そこで思わず知り合いに会い、びっくり仰天。古くからのファンらしい。こんなことってあるんだね。
コンサートは「ホップ、ステップ、古希」という合言葉で、頑張っている真知子さんが見られた。一日一万歩を毎日日課にして体力を維持しているということで、素晴らしい声量で感情のこもった歌声を聞かせてくれた。特に中島みゆきさんの夜会に出演した時に歌った「二そうの舟」をオリジナルバージョンにして歌ったのが良かった。またこの歌の歌詞に「時よ、最後に残してくれるなら 寂しさの分だけ愚かさをください」という所がジーンときた。
次の日は、「久延寺」「小夜の中山」である。家康が見たであろう景色、こんな急坂をどうして上らせたのか。奈良時代行基によって作られた久延寺。旧東海道沿いにある古い趣のあるお寺である。子泣き地蔵も祀られていた。家康が座ったであろう場所もあった。
「小夜の中山」公園には、西行の和歌があったり、東海道沿いには松尾芭蕉の句碑があったりした。ここの場所は家康が高天神城での戦いのときに本陣にしたところでもあるらしい。
勝頼が遠江攻撃の拠点のために牧之原台地に家臣に造らせた「諏訪原城」へ行く。ここにはちゃんと資料館が隣接されていて、この諏訪原城の構造や歴史がまとめてあった。特に今までにこんなに深い堀は見たことがないというくらい深かった。でも資料館の人が言うには昔ももっと深かったということだから、へえ~という感じである。
牧之原はお茶どころでだ。山肌に「茶」の文字が。
帰りは初めて新東名高速道路で帰ってくる。山に囲まれていて、トンネルが多い道路だ。静岡SAで昼食を食べて、ガソリンを入れて、ここからは私が運転して帰ってきた。富士山が頭だけ見えた。
今回もたくさんの知らなかったことが知れたり、渡辺真知子さんの会場を盛り上げる技量に感心したりと期待を裏切らない旅であった。
それというのも、ラジオ番組にゲスト出演をしていた渡辺真知子さんのトークや歌声を聞いて、懐かしさやにじみ出る人柄の良さから思わずファンクラブに加入してしまい、送られた会報に載っていたコンサートに申し込んだという具合である。
会場近くには、かって東海道を歩いていた時に、行かずじまいであった「小夜の中山」や山之内一豊が、小山会議から帰り関ヶ原に向かう家康をこの寺の茶庭でもてなしたとされる「久延寺」があったり、読んでいる井原忠政さんの小説「三河雑兵心得」に出てくる「高天神城」があったりで、それなら一石三丁になるなと思い、掛川駅の近くのホテルを予約しての旅行であった。
では順を追って書いておこう。
天気に恵まれ、朝8時20分出発。厚木から東名に乗る。途中牧之原PAで昼食。そこで食べた「かつおラーメン」また食べに行ってもいいなというくらい美味しかった。写真を撮ったのに消してしまった。
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菊川で降りて、高天神城へ。「高天神城を制する者は遠江を制す」と言われている。最初の戦いでは武田勝頼が制して名声を高めたが、その後に起こった長篠の戦で勢力が弱まり、ついには家康が制することになる。ここはほんとに急坂に囲まれていて、どこからも攻めづらそうな城である。途中まで登ったが、それでもハーハー言いながらだった。でも景色はよかった。途中三日月井戸があり、水が湧き出ていそうなところだ。そこに誰かが、金魚を放していて、赤のコントラストが印象的だった。
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ホテルに着いて、私は天童浜名湖鉄道というローカルな線に乗って、森町文化会館へ。渡辺真知子コンサートへ行く。
そこで思わず知り合いに会い、びっくり仰天。古くからのファンらしい。こんなことってあるんだね。
コンサートは「ホップ、ステップ、古希」という合言葉で、頑張っている真知子さんが見られた。一日一万歩を毎日日課にして体力を維持しているということで、素晴らしい声量で感情のこもった歌声を聞かせてくれた。特に中島みゆきさんの夜会に出演した時に歌った「二そうの舟」をオリジナルバージョンにして歌ったのが良かった。またこの歌の歌詞に「時よ、最後に残してくれるなら 寂しさの分だけ愚かさをください」という所がジーンときた。
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次の日は、「久延寺」「小夜の中山」である。家康が見たであろう景色、こんな急坂をどうして上らせたのか。奈良時代行基によって作られた久延寺。旧東海道沿いにある古い趣のあるお寺である。子泣き地蔵も祀られていた。家康が座ったであろう場所もあった。
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「小夜の中山」公園には、西行の和歌があったり、東海道沿いには松尾芭蕉の句碑があったりした。ここの場所は家康が高天神城での戦いのときに本陣にしたところでもあるらしい。
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勝頼が遠江攻撃の拠点のために牧之原台地に家臣に造らせた「諏訪原城」へ行く。ここにはちゃんと資料館が隣接されていて、この諏訪原城の構造や歴史がまとめてあった。特に今までにこんなに深い堀は見たことがないというくらい深かった。でも資料館の人が言うには昔ももっと深かったということだから、へえ~という感じである。
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牧之原はお茶どころでだ。山肌に「茶」の文字が。
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帰りは初めて新東名高速道路で帰ってくる。山に囲まれていて、トンネルが多い道路だ。静岡SAで昼食を食べて、ガソリンを入れて、ここからは私が運転して帰ってきた。富士山が頭だけ見えた。
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今回もたくさんの知らなかったことが知れたり、渡辺真知子さんの会場を盛り上げる技量に感心したりと期待を裏切らない旅であった。