平成30年8月25日(土)、26日(日)と、職場の仲間20人と伊豆へ行ってきた。
修善寺を通り、河津の方へ。バスの中では、通り過ぎる修善寺のことを少し説明したり、次に見学する「浄蓮の滝」の雰囲気を少しでも実感して欲しくて、石川さゆりの「天城越え」をみんなで何度か熱唱したりしながら行く。
ちなみに、修善寺は正岡子規が「この里は 悲しき二つのことがあり 範頼の墓と頼家の墓と」と、詠んでいる。
源頼朝の弟の範頼。兄に忠実に従っていたのに、嫌疑をかけられ修善寺に幽閉される。将軍二代目の頼家。体を壊して、息子の一幡に職を譲ろうとするが、北条時政が一幡の母方の比企氏が台頭するのを恐れ、比企氏を謀殺する。怒った頼家が時政を討とうとするが時はすでに遅し、和田義盛らに声をかけるが、兵は集まらず、反対にやられるのを恐れる北条政子は頼家をこの修善寺に閉じ込める。が、何か月後かに入浴中に殺されてしまう。源氏が三代で終焉してしまう悲しい出来事の数々である。
河津といえば「わさび丼」。昼食に食したかったが、残念ながら大きなバスを停めるような所ではそういうものは出していないということで、普通の定食を食べる。
その後、その食したサービスエリアから、浄蓮の滝まで、10分ほど下る。
次に「河津七滝」(かわずななだる)を歩く。川のそばを歩くので、思いの外涼しく、マイナスイオンもたくさん浴びながら歩く。滝のことを「だる」と言うのも初めて知る。
途中、「大岩成就」なるものがあり、願い事をしながら小石を投げ、かごに入ったら成就できるというのでやってみたが、完敗。
次に、「ループ橋」なるものをバスで通ってきた。以前「ブラタモリ」でやっていた、この伊豆の地形は段差が大きいので、それを埋めてつなげるために、ループにしたと。先人の知恵にすごいなと感心していたので、ぜひとも通ってみたいと思い、今回無理して走ってもらった。なるほどすごいと、感嘆した。
ホテルの食事でみんながおいしいと言っていたのは、生アワビの蒸し焼き。まことに美味しかった。蒸すと身も柔らかくなるんだなー。
夜は、伊東の花火。
次の日は、「伊豆山神社」へ行く。急な170もの階段を上って社に行く。頼朝と政子が寄り添って座ったという石の椅子があったり、頼朝が亡くなって一周忌に政子は自分の髪を曼荼羅に込めて一緒に織ったものが、資料館ではレプリカが展示してあったり、高麗神社から送られた、触るとご利益があるという「パワースポットの石」があったりと、なかなか由緒あるところだ。昨日もだいぶ歩かせたが、今日も170段もの階段を上り下りさせてしまった。みんな疲れたことだろう。
帰る途中に、「石橋山」の地名があり、ここは、源氏の源頼朝が初めて平氏に対して戦いを臨んで、負けた戦いである。その戦いでは、杉山に潜んでいた頼朝が、梶山某に助けられたエピソードが有名である。
真鶴から安房に逃れ、そこで待ち受けていた時政と「いざ鎌倉」と兵を挙げ、鎌倉幕府を立ち上げる。
安房の村人に良くしてもらった頼朝が、「もし天下を取ったら、安房一国をあげよう」と言ったら、穀物の粟と勘違いした村人は、「粟なら畑でとれるから、その代わり、苗字が欲しい」といい、それを聞いた頼朝は、欲がないなと思い、「そうか、ばかだな」と言った。村人はそれも勘違いして、「そうか」さんと「まか」さんができたということだ。
この旅行のネーミングを考えた。
「たくさん歩いて 足が疲れた 伊東旅行」
次の日に職場のみんなに報告するのに、「たくさん歩きすぎて、のどが痛い私です。」と、笑いをとった。
滝の散策は思いのほか好評だった。みんなが笑顔になれた旅行であった。感謝感謝!
修善寺を通り、河津の方へ。バスの中では、通り過ぎる修善寺のことを少し説明したり、次に見学する「浄蓮の滝」の雰囲気を少しでも実感して欲しくて、石川さゆりの「天城越え」をみんなで何度か熱唱したりしながら行く。
ちなみに、修善寺は正岡子規が「この里は 悲しき二つのことがあり 範頼の墓と頼家の墓と」と、詠んでいる。
源頼朝の弟の範頼。兄に忠実に従っていたのに、嫌疑をかけられ修善寺に幽閉される。将軍二代目の頼家。体を壊して、息子の一幡に職を譲ろうとするが、北条時政が一幡の母方の比企氏が台頭するのを恐れ、比企氏を謀殺する。怒った頼家が時政を討とうとするが時はすでに遅し、和田義盛らに声をかけるが、兵は集まらず、反対にやられるのを恐れる北条政子は頼家をこの修善寺に閉じ込める。が、何か月後かに入浴中に殺されてしまう。源氏が三代で終焉してしまう悲しい出来事の数々である。
河津といえば「わさび丼」。昼食に食したかったが、残念ながら大きなバスを停めるような所ではそういうものは出していないということで、普通の定食を食べる。
その後、その食したサービスエリアから、浄蓮の滝まで、10分ほど下る。
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次に「河津七滝」(かわずななだる)を歩く。川のそばを歩くので、思いの外涼しく、マイナスイオンもたくさん浴びながら歩く。滝のことを「だる」と言うのも初めて知る。
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途中、「大岩成就」なるものがあり、願い事をしながら小石を投げ、かごに入ったら成就できるというのでやってみたが、完敗。
次に、「ループ橋」なるものをバスで通ってきた。以前「ブラタモリ」でやっていた、この伊豆の地形は段差が大きいので、それを埋めてつなげるために、ループにしたと。先人の知恵にすごいなと感心していたので、ぜひとも通ってみたいと思い、今回無理して走ってもらった。なるほどすごいと、感嘆した。
ホテルの食事でみんながおいしいと言っていたのは、生アワビの蒸し焼き。まことに美味しかった。蒸すと身も柔らかくなるんだなー。
夜は、伊東の花火。
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次の日は、「伊豆山神社」へ行く。急な170もの階段を上って社に行く。頼朝と政子が寄り添って座ったという石の椅子があったり、頼朝が亡くなって一周忌に政子は自分の髪を曼荼羅に込めて一緒に織ったものが、資料館ではレプリカが展示してあったり、高麗神社から送られた、触るとご利益があるという「パワースポットの石」があったりと、なかなか由緒あるところだ。昨日もだいぶ歩かせたが、今日も170段もの階段を上り下りさせてしまった。みんな疲れたことだろう。
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帰る途中に、「石橋山」の地名があり、ここは、源氏の源頼朝が初めて平氏に対して戦いを臨んで、負けた戦いである。その戦いでは、杉山に潜んでいた頼朝が、梶山某に助けられたエピソードが有名である。
真鶴から安房に逃れ、そこで待ち受けていた時政と「いざ鎌倉」と兵を挙げ、鎌倉幕府を立ち上げる。
安房の村人に良くしてもらった頼朝が、「もし天下を取ったら、安房一国をあげよう」と言ったら、穀物の粟と勘違いした村人は、「粟なら畑でとれるから、その代わり、苗字が欲しい」といい、それを聞いた頼朝は、欲がないなと思い、「そうか、ばかだな」と言った。村人はそれも勘違いして、「そうか」さんと「まか」さんができたということだ。
この旅行のネーミングを考えた。
「たくさん歩いて 足が疲れた 伊東旅行」
次の日に職場のみんなに報告するのに、「たくさん歩きすぎて、のどが痛い私です。」と、笑いをとった。
滝の散策は思いのほか好評だった。みんなが笑顔になれた旅行であった。感謝感謝!