青森県、八戸市にある蕪島はウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている。
以前は離れた島になっていたが、現在は埋め立てられたため、陸地続きとなっている。
島の丘の上には弁財天を祀っている「蕪嶋神社」がある。
ところが2015年11月にその神社が火災で消失してしまった。
原因は電気設備の不具合だったらしい。
でも、その後5年をかけて再建され、2020年3月から参拝ができるようになった。
八戸線の鮫駅から海沿いをしばらく歩いたらウミネコが乱舞していた。
ほどなくして蕪嶋の全容が見えたが、残念ながら神社は再建工事中でフェンスが張り巡らされていたため近くまで行くことはできなかった。
蕪島休憩所があり、地元の人たちが観光客をもてなしていた。
そこでいただいた資料にウミネコのことが書いてあった。
3月 、飛来してくる。
4月下旬頃、産卵が始まる。
6月、ヒナが誕生する。
7月、ヒナが飛ぶ練習を始める。
8月、 蕪島を去って行く。
行った時は7月初旬だったのでヒナがたくさん歩いていた。
ウミネコを見るのにはちょうど良い時期だったのかも。