ずっと長い間勘違いしていた。
イヌタデと「タデアイ(蓼藍)」のこと。
ウォーキング中に見つけたイヌタデと思われる花がいつも見ているものとはどこかが違っていると思った。
何が違っているのかはすぐには分からなかったけれど、何となく違っている。
この違和感は何だろうと・・・
「あっ、葉っぱの幅が広いし、花房も大きいし、茎も太いような気がする」。
要するに全体が大きい様な感じがした。
調べたら、これは「タデアイ(蓼藍)」だった。
別名は「タデ」とか「アイタデ」とか呼ばれている。
染色には「藍」を使うことは知っていたけれど、どういう花なのかは全く知らなかった。
そういえば、NHK大河ドラマ『晴天を衝け』で吉沢亮くん(渋沢栄一)がお父さんの代わりに近くの村々へ藍の買い付けに行っていたなぁ~。
でも、その時には花の映像はなかったし・・・
そうしたら何と、イヌタデとそっくりの花だったんだ。
両方を並べてみた。
[左・タデアイ 右・イヌタデ]
[左・タデアイの葉 右・イヌタデの葉]
2つを並べてみれば分かる。
よ~く見ると2つを見分けるコツが分かった。
① 葉の形---タデアイの方が幅広い
② 茎---タデアイの方が太い
③ 花---タデアイの方が花が大きい
その他に両方とも葉をすりつぶすと緑色の汁が出るのは同じでも、タデアイの方はしばらくするとそれが青っぽく変化する。
今までイヌタデだと思って見ていたものの中にはきっとタデアイもあったのかも。
でも、今後は間違いなく見分けられると思う。
学名:Persicaria tinctoria
英名: Indigo plant
科名・属名: タデ科 イヌタデ属
原産地 :インドシナ半島、東南アジア、中国
同じようにしか見ていなかったです。
多少の違和感はあっても、蓼だという位で。
成る程です。
明治や、昭和の初期には、こちらにも藍染の箇所がありました。
植えていたのでしょうね。
生活の糧とはいえ、今は湿地帯で空気もよどんいますよ。
こんにちは(^^♪
昔はタデアイは畑で作っていたようですね。
でも、太平洋戦争後に禁止になったとか。
どうしてでしょうね。
藍染の青は「ジャパンブルー」や「ジャパニーズブルー」などと言うようです。
イギリスの化学者がつけたらしいですね。
大好きな色です。