日々是好日

撮った写真や思っていることなどを気の向くままに書いています。

モミジヒルガオ

2021-10-19 07:00:00 | 植物

フェンスに絡まって咲いていた「モミジヒルガオ」

園芸品店での流通名は「モミジバアサガオ」になっている。

花は朝から夕方まで咲いている。

実際、朝なのか昼なのかどっちなんだろう。

ということで、アサガオとヒルガオの違いについて調べてみた。

アサガオは一年草で花が終わると結実する。

ヒルガオは多年草で実は出来なく、地下茎で増える。

それじゃ、この花は?

検索した結果、この花は熱帯アジア等の広い地域に分布する多年草だって。

だったら「ヒルガオ」が正解。

 

 

 

モミジのように5~7裂する葉っぱが特徴的で花も可愛いのだけれど、丈夫でものすごく繁殖力があるのが玉に瑕らしい。

沖縄や奄美地方など、暖かい地方では繁殖しすぎて、他の植物や家なども覆ってしまっているようで、厄介者扱いになってしまっているとか。

 


 

学名:Ipomoea cairica

英名:Ivy-leaved morning glory

別名:タイワンアサガオ、モミジバアサガオ

科名・属名:ヒルガオ科 イポメア属

原産地:北アフリカ、地中海沿岸、熱帯アジア

 

 

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「トケイソウ」と「パッションフルーツ」

2021-10-18 07:00:00 | 植物

散歩コースに並んでいる2件の家。

フェンスに絡まっていた咲いていた花は同じ、でも葉っぱが違っていた。

そう、右側の家は「トケイソウ」、左側の家は「パッションフルーツ」だった。

 

[トケイソウ]

トケイソウは花が時計に見えたのでそのまま「トケイソウ(時計草)」と呼ばれている。

 

[パッションフルーツ]

パッションフルーツは「クダモノトケイソウ」とも呼ばれている。

あっ、パッションは情熱という意味ではなく、花の形がイエスキリストが十字架にかけられた姿に似ていることから、「キリストの受難」の方の意味になっている。

 

秋になってまたその場所に行ってみた。

 

[トケイソウの実]

トケイソウは自家受粉しないらしく、この実を見られたのは珍しいようだ。

近所で他にトケイソウを植えている家があるのかもしれない。

観賞用のトケイソウのため、実は食べられないらしい。

 

 

[パッションフルーツ]

パッションフルーツの方は自家受粉するらしく、フェンス一面に実が生っていたことに驚いた。

普通にできるんだ、と。

 

フェンスに絡ませて、夏場に緑のカーテンを作り、花も同じもの。

ただ、実が生るか生らないか、それならばパッションフルーツを植えた方がいいんじゃないのかな、なんて思ったりして。

 

 

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シロバナツユクサ

2021-10-16 07:00:00 | 植物

ツユクサは青しかないとずっと思っていた。

でも、以前ツユクサについて調べた時、『Wikipedia』に青花、白花があると書いてあった。

それから白花のことが気になっていた。

そしてやっと白いツユクサに出会うことができた。

「シロバナツユクサ」、珍しい花らしい。

その場所はほとんどが白い花の株ばかりのようだったが、もうツユクサの時期も終わりに近づいているのか、咲いているのはチラホラ、そして小さい花だった。

 

 

 

花びらは透明感があり、清楚で可憐な感じがした。

 

以前の記事----ツユクサ

 


 

学名:Commelina communis

英名:day flower

科名・属名:ツユクサ科 ツユクサ属

原産地:東アジアの温帯地方

 

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オキザリス・トリアングリラス

2021-10-15 07:00:00 | 植物

ちょっと変わった葉っぱの「オキザリス・トリアングリラス」

直線的な三角形の3枚の小葉、色は濃い赤紫色、中央にはV 字状に少し明るい紫色の模様が入っている。

リーフプランツとして、葉っぱを楽しむものなのだろう。

 

 

葉は日が当たると開き、夜間は閉じる。

葉っぱの間からピンクの花も咲く。

そして、花も葉と同じように、太陽の光を浴びると開く。

 

 

 

どういう訳か、この花を見つけた時はいつも曇っていたり、小雨が降っていたりした。

そんな時に写真を撮ると、葉の色はくすんで写るからきれいに見えない。

そして、花も開いていない。

 

 

でも1回だけ、晴れた日に出会えたことがあった。

その時には葉の色も明るくなり、花も開いているのを見ることができた。

よく見るムラサキカタバミと同じような花なのだが、葉の色が濃いためか、花が優しく感じられた。

 

 


 

学名:Oxalis Triangularis

英名:Oxalis Triangularis

別名:紫の舞、カラスバカタバミ、オキザリス・レグネリー

科名・属名:カタバミ科 カタバミ属

原産地:南アメリカ

 

 

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ツルハナナス(蔓花茄子)

2021-10-14 07:00:00 | 植物

散歩中にあるお宅の前を通ったとき、フェンスに絡まっている花が遠目にはジャスミンのように見えた。

近づくと、ナスの花にそっくりなので、ジャスミンではない。

それじゃ何? と思っていたら、ちょうどこの家の人が庭木の手入れをするために出てきたので聞いてみた。

名前は「ツルハナナス」だと教えてくれた。

初めて聞く名前だし、見るのも初めてだった。

『すごく生育旺盛でどんどん大きくなるし、花も初夏から秋までよく咲く』とも言っていた。

 

 

 

 

--- ツルハナナス ---

ツル性で、ナスに似た花を咲かせるのでこの名前がある。

花は最初はうす紫色で、だんだんに白色に変化し、花後は緑色の丸い実が生る。

その実は秋には光沢ある赤い実になり、その時にナスのようなヘタをつけているのが特徴。

全草に神経障害を発症させる成分が含まれている。

 


 

学名 :Solanum jasminoides

英名:Potato vine(ツル性で花がジャガイモに似ているから)

別名:ソケイモドキ(素馨もどき)、ヤマホロシ(山保呂之)

科名・属名: ナス科 ソラヌム属(ナス属)

原産地:南米

 

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