大好きな花。
見るだけで気持ちが明るくなる花。
今年も咲いていた。
正式名は「ヤナギバヒマワリ」でも、別名の「ゴールデンピラミッド」と呼びたい。
学名:Helianthus salicifolius
英名:Willowleaf sunflower
別名:ゴールデンピラミッド、ヘリアンサス
科名・属名:キク科 ヒマワリ属
原産地:北アメリカ
大好きな花。
見るだけで気持ちが明るくなる花。
今年も咲いていた。
正式名は「ヤナギバヒマワリ」でも、別名の「ゴールデンピラミッド」と呼びたい。
学名:Helianthus salicifolius
英名:Willowleaf sunflower
別名:ゴールデンピラミッド、ヘリアンサス
科名・属名:キク科 ヒマワリ属
原産地:北アメリカ
畑の片隅が一面の薄紫色になっているのが見えた。
シオン(紫苑)が咲いていたのだった。
シオンは背丈が人の伸長と同じくらいになるほどの花。
庭で育てられていることが多いけれど、野草なんですよね。
以前にどこかの野草園で見たことがあったと思う。
今昔物語に出てくる花なので、平安時代末期には日本にあったのでしょうね。
今昔物語の中では、父の死をいたむ兄弟の物語がある。
『父の死後、兄弟それぞれが墓前に花を植えた。
兄は忘れ草(カンゾウ)、弟はシオンを植えた。
時がたつにつれ、兄は墓参りをしなくなったが弟はずっと墓参りを続けた。
墓の中には父の屍を守っていた鬼がいて、その鬼が感心な弟に予知能力を与えたため、弟はそのおかげでずっと幸せに暮らした。』という話。
その後は忘れたくないことがあるときには紫苑を植えると良いと語り伝えられている。
そこから来たのかどうか、シオンの花言葉は「追憶」「君を忘れない」「遠方にある人を思う」などとなっている。
学名:Aster tataricus
英名:Tatarian aster
別名:オニノシコグサ(鬼の醜草)、ジュウゴヤソウ(十五夜草)
科・属名 :キク科 シオン属
原産地: 日本、シベリア、中国、朝鮮半島
[9月初旬のシオン]
[10月初旬のシオン]
開花期間が長いためなのか、9月には蕾が多かったものが、10月にはほとんどが開いていた。
もぉ~全く、誰が名前を付けたのかと思ったら、やっぱり牧野富太郎博士だって。
掃き溜めとは「ゴミ捨て場」のこと。
博士は時々こういったことをする。
ヘクソカズラだとかハキダメギクだとか、もう少し考えればいいのに・・・
大正時代、当時掃き溜めにこの花が咲いていたから「掃溜菊(ハキダメギク)」という名前をつけたらしい。
6月〜秋にかけて、5mmほどの小さな花を咲かせて、住宅地でも野原でもあちこちで見ることができる。
あまり気にかけたことはなかったが、じっくりと見るとかわいい花。
花柄や葉の縁が腺毛に覆われ、白い5枚の舌状花と黄色い複数の筒状花があって、その花びらの先が3つに割れている。
6枚の舌状花も見つけた、突然変異かな?
学名:Galinsoga quadriradiata
英名:Hairy galinsoga,Shaggy soldier
科名 ・属名:キク科 コゴメギク属
原産地 :北アメリカ
ハキダメギクにそっくりな花に、「コゴメギク(小米菊)」がある。
こっちは簡単にはあるわけではないらしく、まだ出会っていない。
ハキダメギクとの違いは、①舌状花がかなり小さい、②茎や葉に毛が少ない、③葉が小さい、④葉のギザギザが浅い、などらしい。
数日前、今まで見たことのない果物を見た。
それも日本で。
今まで海外に行った時、特に南の国などでは初めて見たり、食べたりした果物は多かった。
でも、こうして「ん十年」生きてきて、まさか日本でまだ見たこともない果物があるとは・・・
それが「豆柿」で、これが果物と言っていいのかどうか分からないけれども、柿の一種だからまぁいいか。
今日、数人の友人と会った時、この柿の話をしたら、「本当に知らなかったの?」と笑われた。
ずっと昔からあったとか。
[大きな木で、実がびっしりと生っていた]
別名では小柿(こがき)や信濃柿(しなのがき)とも呼ばれていて、渋柿の一種らしい。
食用にするよりは「柿渋」を採取する目的が主だったようなのだが、もっと熟れて黒紫色になったものは結構甘くて、食べることもできるとか。
また、実が小さくてかわいいので、盆栽にして観賞用としても人気があるらしい。
[小さいけれど、しっかりと柿と同じ形]
学名:Diospyros lotus
英名:Date plum
別名:信濃柿、小柿、葡萄柿
原産国:中国
7月〜8月ごろに咲く「サッコウフジ(醋甲藤)」が秋になってもまだ咲いていた。
それもまだまだ蕾がいっぱいついていた。
普段ならばすでにマメになっているのに、何で今ごろ?
やっぱり気候が少し変なのかも。
「ムラサキナツフジ」と別名があるこの花は、夏に咲くフジの花。
でも、本当はフジの仲間じゃなくて、ナツフジの仲間。
フジとナツフジはどう違うのか?
フジは春に紫や白い花が房になって垂れ下がって咲く、それに比べナツフジは梅雨のころから咲き始める。
ナツフジは野山で見かける、つる性の低木。
花は淡い黄色で、花数が少なく房も小さいため、山で見かけてもフジとは思えないほど。
でも、この時期に咲いている「サッコウフジ」は、遠目には萩と間違えてしまいそう。
この花の特徴は、ツル性にはなっているが、フジほどツルを伸ばさない。
花房は短くて、咲き方は上向きまたは横向き。
花が終わるとフジと同じようなマメができる。
学名:Millettia reticulata、Callerya reticulata (Bentham) Schot
英名:Eevergreen wisteria
別名:ムラサキナツフジ
科名・属名:マメ科 ナツフジ属
原産地:沖縄、台湾、中国南部
奄美諸島から沖縄にかけて見られるのが薩摩サッコウフジ、台湾や中国の南部で見られるのが台湾サッコウフジ。
その違いは、薩摩サッコウフジは葉が丸く、薄い藤色の花。
台湾サッコウフジは、細長い葉で濃い紅紫の花。
だからこれは濃い紅紫なので「台湾サッコウフジ」。