びわこオオワシ夢日記

びわ湖で越冬するオオワシを追って30年、オオワシを通じて「人とひと」の出会いと自然を大切にしたいと思っています。

何とか食べれました。

2021-02-23 | オオワシ
2/23 今日から冬型、昨夜の雨も上がり北風が出ている。
風が出るとオオワシは飛ぶ。
朝から飛んだ。 行方不明。 トンネルの方向等々沢山の方から連絡をもらって有難いが、
私はまだ、布団の中、もうすぐ行きますって言いながら朝食だ。
今日は送りなしで、8時には山本山着。
食べてから北帰と決めて、Mポイントにはいる。
Hには沢山の人。
暫くしたら山の上に出てきたが、太陽の光で見えず。完全逆光で写せず。
石川と山本山の繰り返しで何回か飛び回った。

出て来た。

狩りできず山本山に帰った。

また出て来た。

今度も無し。

石川に。

そこから飛び出してBポイント近くにで一文字。

急降下している。

Mからは超遠方、Bが近いが後ろ向きか?
狩りの体制。

なんとエリの向こうだ。こう言う場合はエリにピン取られるからオヤピン離したまま成り行き写しだ。

遠すぎて獲ったかどうかも分からない。

この狩りなら魚を拾った感じだ。

おお!黄金の右足だ。右足なら落とさ無いわな。

水きりできて飛び上がれた。

遠くで高度を上げて南へ飛んでいく。
機材片付けて移動する事に。
麓に着いたら人の動きが無い。PKXの横に車をとめて山本山を見たがオオワシ見つからない。
こういう時はずっとバックして遠くから山全体を眺める。
すぐに双眼鏡が斜面に降りたオオワシをチラッと捉えた。 

おばちゃん、落とさないように斜面に降りたんや。
賢い! もし今日、枝に留まって落としたらあほや!と思っていたが、その心配はなかった。
老いても、学習能力あるんや。まず安心。6日ぶりの食事。
しっかりお食べ。
近くに来た人が、食べれなくって胃が痛かった。これで安心と。

そのつかのまに、トビの猛攻が始まった。

凄い攻撃が続く。

誰かトビ追い出しに行って!の声や、食べさせてあげて!の声が飛ぶ。 みんな親心だ。
とうとう辛抱しきれず魚を持って飛び出した。

山本山北側の斜面の枯れ木に。
場所移動して写しにかかる。

おばちぁんしっかり食べや!

落としたらあかんで!

ん!わかっるって。
半分ぐらい食べた所でまたトビだ。
食べさしてあげてよ!

くそ!また邪魔されたと飛び出した。

落とすなよ。

魚持ってるから蹴りだしができず、落ちながら

スピード上げて

飛び上がった。
辺りを旋回して。

どこで食べようか見渡して。

やっぱあそこかと、長年暮らした旧塒の枯れ松に留まる。

近くにおられたCMさんに聞けば、トビが拾って落としたのを横取りに来たとの事でした。
北風で死んだ魚が湖岸近くに流されてきているんだ。

何はともあれ、食べれて良かった。さあ明日は旅立ちか?

今日Mポイントに居たら、私のブログで山本山のオオワシを知ってよく見に来ていますと、石川県のHさん夫婦。
話しに無中に成っていたらオオワシが近くに来ていて、奥さんに教えて頂きました。
楽しいひと時でした。




コメント (4)
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