Diary

渡辺家のファミリー日記です。

入院 費用

2017年05月25日 14時39分52秒 | Weblog

入院・手術にあたって心配事はいろいろありましたが、その1つが費用に関すること。
卵巣嚢腫がどんな病気なのか、腹腔鏡手術とはどんな手術なのか・・・はネットで検索すればいろいろヒットするけれど、
実際腹腔鏡手術で1週間程度入院するとして費用はどれくらいかかるのか・・・は個々の治療状況や入院先の病院の室料で違ってくるためはっきりわからなくて、「わからない」は不安な気持ちつながりました。
経済的に余裕があればド~ンと構えていられるけれど、ダンナが60歳を過ぎて定年後の再雇用になってからは月々のお給料がガクンと減ってゆとりはありません。退職金は1円も手をつけず全額住宅ローンの返済にあてて(それでも完済せず)、この春大学を卒業した娘の学費を払い切って貯蓄ゼロの状況です。幸い社会人になった長男・次男は堅実に貯金を殖やしているので、どうしようもなければ子供に頼るしかないかな・・・と考えてました。経済的な理由で親が入院出来ない、なんて知ったらきっと二人とも快くお金を貸してくれるだろうから。

同じような心配をされている方がここに辿り着くかもしれないから、私の場合のことを報告します。1つの例として参考にしていただけたらと願います。

自分で前もって調べていてわかっていたのは、手術の費用は腹腔鏡手術の方が開腹手術よりも高額ということ。
ただし、手術後の入院期間が腹腔鏡手術では1週間程度に対して開腹手術では2週間からそれ以上かかるので、手術と入院を合わせた金額はほとんど変わらないような感じでした。概算については様々ですが最短な入院期間で15~20万ぐらい(3割負担で窓口に払う場合)かな、というところ。

入院先の病院にビジターサポート課というのがあり、入院が決まって手続きの説明があった時、どんな事でも不安があれば相談出来るのでお話くださいねと声をかけていただいたので、費用の概算について尋ねてみました。
そこで医療費の自己負担限度額の制度を知りました。ダンナが入院した時も「高額医療費」の制度があり、当時は保険での医療費が1か月6万円を超えると超えた分は戻ってきましたが、病院で支払いを済ませてから手続きをして戻ってきたのは半年近く経ってからでした。
が、今は「限度額適用認定証」というのを前もって申請して入院手続きの時に提示すると退院時にその限度額で会計してくれるんです。
詳しいことは下記に記載の通りで、月収が少ないと限度額も低く設定されてます。我が家の場合は区分「エ」、なのでどんなに医療費がかかっても同じ月のうちなら窓口に支払うのは 57600円。これはありがたかったし、金銭面の不安は一挙に解決しました。

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151

実際、退院の時に払ったのは 57600円に保険診療外の室料と食費を合わせた額で、ほぼ私の1か月のパート代程度でした。
県民共済からいくらか共済金もおりますし、この程度の費用で高度な医療技術の恩恵にあずかることが出来て本当に感謝です。
開腹していたらおそらくまだ入院中だったことでしょう。朝起きるたびに、1日ごとに元気になっていくのが自分でわかります。
来週からはお仕事にも戻れるよう、ゆっくり回復に努めます。

コメント
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