温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

絶滅危惧II類のタカブシギ (鷹斑鷸)

2016年12月20日 | 野鳥
 家の近くの沼地でタカブシギ (鷹斑鷸)が餌を啄んでいました。

 名前の由来は、「鷹斑鷸」と書くように尾羽に鷹斑があるからと言われています。



 シギの仲間の野鳥で、日本では春と秋の渡りの時期に観察することができ、関東以南では少数が越冬しているようです。

 しかし、日本への渡来数は年々 減少傾向にあり、環境省のレッドリストで「絶滅の危険が増大している種」として絶滅危惧II類に指定されました。

 愛知県においても絶滅危惧II類に指定されています。

 今回は、4羽で啄んでいる姿を確認できました。

 私にはとっては初めての出会いで、「身近な野鳥図鑑」の139番目の野鳥となりました。





尋常な渋さではありません! アキグミ(秋茱萸)

2016年12月19日 | 植物
① 公園のアキグミ(秋茱萸)に朱色の果実が沢山なっていました。



② グミ(茱萸)というと楕円形の果実を思い出しますが、このアキグミ(秋茱萸)は球形です。

 小さいころ庭にあったグミの渋さを思い出します。

 しかし、アキグミは多量のタンニンを含むため、尋常な渋さではありません。

 あまりの渋さに、即座に吐き出してしまいました。

 果実には、ダイエット効果や美肌効果があるとされるリコペンがトマトの7〜17倍を含むので、美を追求される方にはおススメかもね!



ベニマシコ(紅猿子)のメス、第1回冬鳥、オス

2016年12月18日 | 野鳥
 ① 近くの堤防にベニマシコ(紅猿子)のメスの小集団(およそ7羽)がいました。



 ② 盛んにヨモギの実を啄んでいました。



 ③ 夏には、北海道、青森県下北半島で繁殖したものが、越冬のために渡ってきたものです。

 繁殖地では昆虫などを食べているようですが、越冬地ではイネ科やタデ科の草の実を食べています。

 近くに赤い実があるのに、見向きもせずにヨモギの実を啄んでいました。



 ④ その集団の中に、生まれて初めての冬を過ごす若い第1回冬鳥もいました。



 ⑤.⑥ ベニマシコ(紅猿子)の「マシコ」とは「猿」のことで、オスの体の中でも顔の部分が特に真っ赤で、猿のように見えることから この名前がつきました。

 そこで、別の場所へ移動したら、オス2羽がヨモギの実を啄んでいるのを見つけました。

 手前のヨモギが邪魔になってピントが甘いですが、まさに「紅色」のオスを見ることができて、満足です。






パッションフルーツ(和名:果物時計草)の収穫です!

2016年12月17日 | 植物
① パッションフルーツ(和名:クダモノトケイソウ 果物時計草)の果実が13個なりました。

 葉も紅葉しています。



② 【9月25日】花が咲き終わり果実が生り始めました。



③ 【10月10日】青々とした果実が膨らんできました。



④ その果実も、淡紫色に色づいてきました。



⑤ カッティングしてみると、沢山の黒い種子とオレンジ色の果肉が詰まっていました。

 スプーンでかき出し、種子だけを吐き出し(種子も食べられるそうですが)、味わってみました。

 清々しい酸味を感じました(子供には不人気の味です)。

 血流をよくする効果があるといわれるβ-カロテンや動脈硬化の予防効果があるといわれるリノール酸を多く含んでいるそうです。

 蔓の部分を切り落として、簡易温室で冬越しをさせるつもりです。



蟻を舐めとっている姿を見てみたい! アリスイ(蟻吸)

2016年12月16日 | 野鳥
 朝、フェンス横の小枝に、これまで見たことのない野鳥が止まっていました。

 小さい波型の模様が沢山あります。




 キツツキの仲間であるアリスイ(蟻吸)です。私の持っている野鳥図鑑には載っていない野鳥です。

 北海道・東北地方北部で夏鳥として繁殖し、冬には越冬のためにやって来ます。

 キツツキの仲間は、幹に垂直に止まりますが、アリスイは枝に一般の鳥のように止ります。警戒心が強いのか、盛んに首を曲げて辺りを見回します。

 名前の通り、長い舌でアリを舐めとって食べるそうですので、一度見てみたモノです。




 地味な体色の野鳥ですが、個体数が少ないためか、野鳥愛好家には人気の鳥だそうです。

 早起きは三文の徳でしたねえ!

 




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