温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

コルク質の翼を持った ニシキギ(錦木)

2016年12月10日 | 植物
 ① 名前の通り、ニシキギ(錦木)の紅葉が見事です。



 ② 枝を見てみると、ワインの瓶の蓋に使うコルク樫のコルクと同じ「コルク質の翼」が4枚生えています。

 この翼の役目は、まだよく分かっていないようです。



 ③ 果実は、野鳥の好みそうな赤みの濃いオレンジで、楕円形です。



 ④ これは、4月に写した花ですが、緑色で小さな四弁の花が多数つきます。



 ⑤ 人間にとっては、あまり魅力を感じない目立たない花ですが、越冬から目覚めたオオスズメバチ(大雀蜂)の女王(4月)は、美味しそうに蜜を舐めていました。



サザンカで吸蜜する アカタテハ(赤立羽)

2016年12月09日 | 昆虫
 ① 公園のサザンカでアカタテハ(赤立羽)が吸蜜していました。

 庭の落下したカキの汁を吸っているイメージが強いので、花で吸蜜している姿は新鮮でした。



 ② 私が近づくと飛び立ってしまいましたが、近くの木に止まりました(赤丸)。



 ③ そこには、樹液が白く固形化していましたが、表面が溶けているのか、口吻を伸ばして長い間 吸っていました。



 ④ 太陽光の当たる葉の上に止まりました。

 成虫で越冬するので茶褐色の部分が多いですが、翅を閉じていても赤みの濃いオレンジが見えて、綺麗です。



 ⑤ しばらくすると、翅を開いて日光浴をしていました。




トンネルを抜けるとー2℃の世界 奥飛騨温泉(1,507湯)

2016年12月08日 | 秘湯巡り
 ① 昨日、午前9時に家を出発して奥飛騨温泉へ行ってきました。

 高山から雪を冠った山並みを見ると、ワクワクしますねえ。



 ② 約4時間半の旅程で到着した奥飛騨温泉郷は、すでに冬の山々に埋もれていました。



 ③ 今回の宿泊地は、バリアーフリー対応の新平湯温泉「長作の宿 なかだ屋」です。

 もちろん源泉かけ流しです。今回で1,507湯になりました。

 夜は、雪の降りしきる中で、じっくりと体を温めました。



 ④ 飛騨牛も美味しかったです。

 

 ⑤、⑥ 夕方から雪が降り始め、朝は銀世界です。

 途中スリップ事故を目撃したので、スノータイヤ頼りに、慎重に運転して帰ってきました。

 




コハクチョウ(小白鳥)の若鳥1羽がやって来た!

2016年12月07日 | 野鳥
 ① 昨日、久々に家近くの境川流域へ行きました。

 沢山のヒドリガモ、カワウ、コサギ、オナガガモたちが羽を休めていました。



 ② その中に、際立って大きな野鳥がいました。



 ③ 頭部が灰色で、嘴にピンク色が見えます。

 えええええ~、これはコハクチョウ(小白鳥)の若鳥ですねえ!



 ④ コハクチョウは 4,000kmも日本から離れた北緯50度以北のシベリアから、日本へ約2週間で渡ってきます。

渡り鳥は、シベリアと日本の間をノンストップで渡って来る訳ではなく、何度も中継地で休みながら渡っています。



 ⑤ 先頭を親鳥が飛び、若鳥があとに続きます。

 そして、飛来地では、家族が集まり、群れを作ります。

 長野県では有名な飛来地が数か所ありますが、境川流域で若鳥が1羽いるということは家族からはぐれたのでしょうか。

 できれば、ココが飛来地になってくれれば感激です!

 


孤独な新女王様! オオスズメバチ(大雀蜂)

2016年12月06日 | 昆虫
 公園のサザンカ(山茶花)の花に、大きなオオスズメバチがやって来ました。

 この時期に見られるのは、働き蜂やオスは死んでいるはずなので、来年の新女王蜂でしょうねえ。

 新女王は、土の中や朽ち木の隙間、樹洞などで越冬します。

 体内に蓄えた栄養だけで過ごす孤独で長い越冬です。

 そして、来春(5月頃)には、新女王は一匹だけで巣を造り始めます。

 次は、洞などで越冬中の新女王を見つけてみますかねえ。
 







 明日から、1泊で奥飛騨温泉へ行ってきます。

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