旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

道内における危機的状況のトンボ-その4(アカメイトトンボ)

2023年02月03日 | 観察記録・日記
最後はアカメイトトンボです。道内に生息するイトトンボ科の仲間では、私が最も好きなトンボです。
国内でも「複眼だけが赤くなる」イトトンボは本種♂のみ。とにかく♂個体は青みのある体に赤い複眼のコントラストが美しく、とても恰好いいトンボです。
過去の多産地ではほぼ絶滅状態で、現在は道東で僅かな記録があるのみとなっています。10年ほど前、道北で多産地が発見され結構いい思いをしたのですが、
その後数年で見られなくなってしまいました。
本種の配偶行動は主に夕方の時間帯に見られることが多く、日中、成熟♂は池沼の沖合に出ているため撮影が難しい。


成熟♂


成熟♀(クロイトトンボ♀と非常に良く似ており、混棲地では見極めが難しい)


タンデム


産卵(17時以降に見られた)
コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sunaakane03)
2023-02-04 03:25:35
今年は土曜日限定で、お天気次第ですが、カラフト→アカメでも行ってみますかね?
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イトトンボ3種 (ミナミデ)
2023-02-04 08:47:14
sunaakaneさん

そうですね。今年は是非チャレンジしてみたいですね。
そのルートであれば、マンシュウイトも含め、3種狙いでいきましょう!
返信する

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