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やや細身のアカネ幼虫で、ヒメアカネ幼虫と似ており、側棘が短小で目立ちません。現在、国内では北海道の道北、道東のごく限られた場所でしか発生が確認されておらず、アカメイトトンボ、カラフトイトトンボと共に絶滅が心配されています。本種はかなり乾燥の進んだ一見雑草地を思わせるような湿地/湿原環境を好み、春から夏にかけて、雪解け水や雨水が一時的に溜るような湿地に生息します。このような場所は真夏の渇水期になると水が完全に干上がってしまうことも多く、本種は乾燥、湿潤を定期的に繰り返す特殊な環境を好むトンボといえます。
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