せっかくの休みだというのに、今日は朝から曇り空。羽化なら!と思いミヤマカワの羽化狙いで山間へ行ってみましたが、やはり今年は羽化が遅れているのか?羽化殻すら見付けられず、全くの不発でした。 しまいには雨が降り出してしまい、今日はなんともやり切れない気持ちで終わってしまいました・・・・・・・・・・・ってことで、先日撮影したヨツボシの雄姿!クモには気をつけてね。
モイワサナエの撮影中、背後に視線を感じたので振り向くと、石の上でセンチコガネが行き場を失って途方にくれているところでした。周りには水が流れているので「まいったな~」といったところでしょうか? まぁ川に落ちなかっただけ、ラッキーですけど・・・・・・・・・・
旭川市内では普通種のシオヤトンボ。
どちらかと言えば見付けてもスルーしがちなトンボですが、いざ飛翔写真を撮ろうと思うとこれがなかなか難しい!ホバーリングをかます時間が2~3秒ほどと短く、本腰を入れなければまともな飛翔写真はおさえることが出来ないと痛感しました。普通種だかといってなめてたらダメですね。
どちらかと言えば見付けてもスルーしがちなトンボですが、いざ飛翔写真を撮ろうと思うとこれがなかなか難しい!ホバーリングをかます時間が2~3秒ほどと短く、本腰を入れなければまともな飛翔写真はおさえることが出来ないと痛感しました。普通種だかといってなめてたらダメですね。
シオヤトンボの♀もいい感じで成熟が進み、湿地では産卵個体もちらほら見られるようになりました。写真の個体は成熟して間もない♀で、黄色柄がまだ鮮やかですね。しかし、成熟♀が綺麗なのは今だけ(涙)。成熟が進むと発色は鈍り、身体全体にうっすらと粉をまとうようになります。
越冬組のタテハ蝶ももうほとんど見られなくなりましたが、キベリはまだ頑張っていました。 トンボの時期にはなりましが、やはりキベリタテハの姿を見るとカメラを向けずにはいられません。
しかし、何度見ても渋い色合いですね~。
しかし、何度見ても渋い色合いですね~。
ニホンカワトンボの未熟個体は、樹上と山道などの開けた場所を行き来して生活しています。あまり日当たりの良い場所は好まないようで、比較的木陰の多い場所で見られることが多く、ヒラヒラと舞う様に飛んで摂食しています。
今日はかなり多くの羽化個体を確認することができました。しかし、市内ではモイワサナエの成虫はなかなか見付けることができません。
普段は樹上生活をしていると思われ、成熟成虫も午前中を中心に水辺で見られることが多いので、狙った時間帯に生息地に出向かなければ、出会うことが出来ないのです。
普段は樹上生活をしていると思われ、成熟成虫も午前中を中心に水辺で見られることが多いので、狙った時間帯に生息地に出向かなければ、出会うことが出来ないのです。
旭川市内では今、モイワサナエが羽化のピークを迎えています。今日は沢山の羽化個体を見ることが出来ました。
北海道のトンボは皆一斉に羽化してしまうことが多く、タイミングがずれてしまうとまた来年なんてことがよくあります。
北海道のトンボは皆一斉に羽化してしまうことが多く、タイミングがずれてしまうとまた来年なんてことがよくあります。
シオヤトンボは成熟個体もいくつか見られました。特に有難いトンボというわけではありませんが、やはりシーズン初めともなるとトンボの姿を見ただけで興奮してしまいます(笑)。 すぐ近くにシオカラトンボもいたのですが、シオヤに追い払われてしまいました。今時期はまだシオヤの方が強いようですね。
シオヤの集団羽化が観察された場所はこんな環境です。延長100メートル、幅1メートルほどの直角に深く掘り込んである側溝で、地面の高さが人の腰辺りになります。水深は1㎝~3㎝ほどしかない極浅の泥底環境で、部分的に干上がっているため、ブツ切れ状態の小川といった印象です。こんな環境ですので、天敵となるヤンマのヤゴや大型の水性昆虫が棲みつかず、ここではシオヤトンボが最強の捕食者なのでしょう。
先日、トンボ撮影用にケンコー社製のアングルファインダーを購入したので、フィールドテストも兼ねて早速使ってみました。今までこの写真のようなアングルでは、地面に寝そべって撮影するしかなかったのですが、アングルファインダーがあればそんな面倒なことをしなくても、地面あるいは水面すれすれからの撮影が可能となります。N社純正品ではありませんが、使い勝手も良くストレス無く撮影することが出来ました。 なんでもっと早く購入しなかったんだろ!?
溜池脇の側溝では、ものすごい数のシオヤトンボが一斉に羽化していました。おそらく3桁超えと思われるほどの数!かつてこれほど多くのトンボ(1種のみ)が一斉に羽化している現場を私は見たことがなく、とにかく上がりまくり(笑)。次々に羽化幼虫が上陸してくるので、足元に気をつけながら撮影に挑むのでした・・・・・・・