花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

趙雲子龍...

2009年05月14日 | 三国志
だいぶ読み進んできた『三国志』...ついについにっ趙雲子龍登場~...最初の登場シーンからして、ピンチの公孫瓚(公太守)を助けるスーパーヒーローぶり...客将として戦う趙子龍の活躍ぶりや、用兵の上手さや、人柄を、初対面の劉備の前で褒められて 《「太守、それがしを召しおいて、知らぬ人の前なのに、そうおからかいになるものではありません。穴でもあらば、隠れたくなります」》 ...あぁ、なんて控えめなんでしょう~...劉玄徳が平原の相になり、平原へ立つ時 《「劉兄...明日の出発のみぎりに、それがしも共に平原へ連れて行ってくれませんか。こう申しては押しつけがましいが、私は、あなたとお別れするに忍びない。...それほど心中に深くお慕い申しているわけです」と鬼をあざむく英傑が、処女の如く、さしうつ向いていうのであった。》 ...あぁ、なんてけなげなんでしょう~...まだまだ序盤の方だけど簡単に敵に寝返ったり、私利私欲に駆られ人を殺したりする話ばかりの中...趙子龍の場面だけは爽やかな風が吹くようです...何の予備知識もなく『レッドクリフ』を観て趙雲(胡軍)の虜になったけど(笑)『レッドクリフ』を観ずに『三国志』を読んでも、きっと趙雲を好きになっていたと思います
コメント (2)
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