《 盛宴 》 第9集(前編)
秦宇市長さまと妻の仲睦まじい様子を見てしまい、ショックを受けた了了は
今までの秦宇さまとの出来事を思い出して、ワインを飲みながら大泣き...
その頃、市長さまは家で妻と話してたけど...人前では腕を組んで仲良さそうにしてたのに
本当の夫婦仲は冷めきってる感じ...
どうやら妻の父親が有力者で、その力で秦宇さまは市長の座に付けたみたい...
しかも、父親は秦宇さまを全く認めていなくて、妻も一緒になってバカにしてる感じ...
そのケバくて顔が怖い妻が 「今日帰る時にいた2人の娘は誰なの?」 って聞いたら
「娘?...誰の事だ?」 って軽く動揺する秦宇さま(笑) も~誤魔化すのヘタなんだから~
「まぁいいわ、あなたを生かすも殺すも簡単な事よ、父は引退したけど父の門下生はいくらでもいるんだから」
って脅すように言う妻
その妻が着飾って出掛けるのを見る秦宇さまの顔は憎々しげで...
秦宇さま...幸せじゃないんだ...可哀想に...
そして、了了が飲んだくれてる所に訪ねて来た秦宇さまは、追い返そうとする了了にすがって
「たのむ、話を聞いてくれ
」 って...も~コレバリバリのメロドラマ(死語)や~ん
「どんな言い訳をするつもりなの? 白苓が言った通り男は勝手ね...女を何だと思ってるの?
妻がいるのになんで私を誘ったのよ
」 って責める了了に
「今は何を言っても偽りに聞こえるかもしれない...でもこれだけは本当だ
私の心臓は君の事を想ってこんなにドキドキしてる」 って了了の手を取って自分の胸に当てる秦宇さま
キャ~やめて~
そういうクサい事しないでぇ~
ムズムズして死にそう~
(笑)
「君を失うのが怖くて本当の事が言えなかったんだ...私を許してくれ...
私には深い傷があるんだ...もし君が私の愛を信じてくれるなら、その傷を開いてもいい...」
と言って身の上を話し始めた秦宇さま...
「私は官職に付き栄華を手に入れ、傍目には幸せそうに見えるかもしれない...
でも、私はただの愚かな男だ...妻は私を蔑ろにしているんだ...
それなのに私は、みんなの前で仲睦まじい夫婦を演じなければならない...
幸せなんてどこにも無い...そんな所を君に見られて辛くてたまらない...」 って...
そんな涙目で自分の弱さをさらけ出すなんてズルイ~
ウルウル上目遣い反則~
仔犬か~
(笑)
それでも 「もうあなたの事は信じられない...」 と言われた秦宇さまは
外で待つ友明を呼んで 「夫人が今どこにいるか了了に教えてやってくれ」 と言い
友明はとっても言いにくそうに 「夫人は今若い男と逢引きしています」 と...
ここで 「なんだって
こんなにカッコイイ夫がありながら、あのケバイ妻は若い男と不倫してるのか?
そんなに要らないんなら私にくれよ~
」 って叫んだことも白状します(笑)
「妻に男がいるのになぜ一緒にいるの?まだ妻を愛してるの?」 と聞く了了に
「もう妻の事はなんとも思ってない...出来る事なら離婚したい...出来る事なら
」 と強い口調で言う秦宇さま
「全ては政治の為だ...彼女の父は有力者なんだ...私の地位に座るのは難しい...この座を狙う者は大勢いる
みんな私にとって代わろうと狙っている...今離婚したらこの地位を失ってしまう...
だからみじめにも、こうやって男としての命脈を保っているんだ...」
と、苦しい胸の内を打ち明ける秦宇さま...
「でも君と出逢って変わった...君はとても優しい光で私を照らしてくれる
君は私の地獄の扉を開いてくれたんだ...君といるととても楽しい...鳥の声や花の香りを美しく感じられる
私は心から君を愛してる...これからもずっと君と一緒にいたい...君を失うのが怖いんだ
」 って...
そんな一編の詩のような熱い愛の告白を、タムさまの顔で(笑)そんなすがるような目でするなんてズルイ
「政治の方が落ち着いたら、妻と離婚して必ず君と結婚する
」 と誓う秦宇さまに、了了陥落~
(笑)
秦宇さま...家庭の事で嘘は言ってないし...了了に対する想いも本当に見えるけど...
もしコレが全部お芝居だったら、本物の女ったらしって事だよね...
恐ろしい...そのルックスとその男の色香で迫られたら...私は絶対に勝てる気がしない