花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

老兵の花

2012年05月31日 | 三国志
《 北方三国志 》 試練の12巻 「 霹靂の星 」 を昨日読み終えました
何で試練かと言えば...12巻には趙雲様の最期が描かれているからです...


北方先生はことのほか張飛がお気に入りの様子で...

張飛はホントは思慮深くて、劉備の為に敢えて荒くれ者を演じていた...という設定だったので

当然最期も 「寝首を掻かれる」 なんて情けない死に方じゃなくて、なかなかカッコよく逝かせてあげていました...

でも...気のせいじゃないと思うんですが...趙雲様は出番が少なくて...

読んでいて 「北方先生...趙雲様の事キライなのかな...」 と思う事もしばしば...

趙雲様の最高の見せ場でもある長坂坡まで、架空の人物に美味しいトコ全部持ってかれてるし...

なので...あまりお好きじゃない(?)趙雲様の最期をどんなふうに描いてくれているのか...

戦々恐々としながら読んでいました

12巻には「趙雲」と言う名前が多く出てくるので...「死亡フラグ立ったな」...という感じがビンビンです...

でも...趙雲様は(私のイメージでは)長坂坡の頃と変わりなく蜀の武将の頂点で大活躍していたので

以下の一文が出てきて、軽い衝撃を受けました...

「酒をあまり飲まなくなっていた趙雲が、杯を重ねていた。老いている、

髭はほとんど白く、手には黒いしみが散らばっていた。ただ、目だけは老いていない。」

趙雲様が...趙雲様が...ジ○イに...

まぁ...年を取って行くのは仕方ないんですが...趙雲様には永遠に若武者でいて欲しいので...

あまりリアルに描写されると哀しいものがあります...

そして...さすがの北方先生も “趙雲は病で逝く”...という設定は変えてありませんでしたが...

趙雲様の最期は...死ぬ間際まで気力で動き回ったり...兵を鍛えたり...弛んでる若い将軍に小言を言ったり...

武将らしくて...漢らしくて...趙雲様らしい...とってもカッコいい最期でした...

(今日は一日喪に服します


趙雲様を看取って...今、最後の13巻に取り掛かってるんですが...

ハッキリ言って孔明の死後の司馬家劇場はつまんないので...進まなかったらどうしよう...

と、ちょっと心配になって...また「ラストの方をチラ見する」という暴挙に出ました

そしたら...北方先生ありがとう~ 最終巻の最後の方まで孔明が出ていました (ひっぱるねぇ~(笑) )

おかげで、なんとか最後まで読めそうです ガンバレ自分~ あと1巻だ~


《 北方三国志 》 を読み終えたら次は 《 宮城谷三国志 》 に取り掛かります(とりあえず3巻まで購入済み)

作家さんが違うと色々違う見方が出来て面白いので...宮城谷先生の趙雲様も楽しみです



PS...今まで色々な趙雲様を見て来たけど...



(真ん中のは動画でチラ見しただけですが...)

やっぱりなんと言っても一番カッコいいのはフー様@趙雲様ですよネ (あ...細い(笑))


なので...年を取ってもなおカッコいい趙雲様に焦点を当てた 《 レッドクリフPartⅢ 》 撮ってくれないかな~

(もはや「赤壁」は関係ないけど(笑))

呉宇森監督は今色々と大変なご様子なので...他の監督でもいいんですが...

もちろん主役の趙雲様はフー様で...ほら...そうすれば必然的に痩せなきゃ...ゲッフンゲッフン...




...おまけ...

昨日のクイズ(?)の答えですが...昨日観に行ったのは 《 MIB メン・イン・ブラック3 》 (2D)でした



中国では 《 衣人 》 って言うんですね~

3Dの方はけっこうお客さんが入ってたみたいだったけど...2Dの方は空いてました

何でみんな...あんな疲れるモノを追加料金払ってまで観たいのかなぁ~

以上...3Dが苦手な私のひとり言でした...

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アクシデント/意外

2012年05月30日 | 映画
《 アクシデント / 意外 》



~あらすじ~

ブレイン(古天樂 ルイス・クー)率いる4人の男女...
ふとっちょ(林雪 ラム・シュー)、女(葉璇 ミシェル・イエ)、おやじ(馮淬帆 フォン・ツイファン)は
緻密な計画と周到な準備でターゲットの死を偶然の事故死に見せかけ、一切の証拠を残さないプロの暗殺集団
これまで完璧に仕事をこなしてきた彼らだったが
ある時、予期せぬ事態が彼らの計画を狂わせ、仲間の一人が死んでしまう
しかし、それは本当に不慮の事故だったのか。彼らの頭に小さな疑念が芽生えてしまう
自分たちを狙う何者かの存在を疑い、調査を開始するブレインだったが...


まず...ターゲットの前の車がパンクして道が渋滞...ターゲットはそれを避けるように道を変え...

そこにトラックが来て、すれ違いざま荷台から水をぶっかけられ...

慌ててハンドルを切って道の端に寄ったら、お店の垂れ幕がフロントガラスに垂れ掛かってきて...

車を降りて邪魔な垂れ幕を引っ張ったら、ワイヤーが切れ...切れたワイヤーがガラスを割り...

落ちてきたガラスがターゲットの脳天直撃...ターゲット死亡 .......任務完了


う~ん...どれか1つが狂っても成功しない仕事かぁ...面白い こういうの好きです

(全然関係ないけど、観ていて 「ピタゴラスイッチ」 を思い出しました(笑)(← 知ってる?))



誰が見ても殺人に見えないように周到に練られた計画のもと...

あたかも偶然災難に遭って死亡したかのように見せ掛けた殺しをする暗殺グループなので...

計画を練り...役割りを決め...下準備をし...決められた殺しを決行するのに最適な時をじっと待つ...

地味です...ひたすら地味な作業です...気が短い人には到底出来ない芸当です...

そんな彼らにある日突然災難が降りかかってきた場合...

(偶然を装った殺しが可能な事を誰よりも知っているからこそ)

当然疑いを持っちゃう訳なんですね...周りにいる全員に...



誰かに狙われてるのか?...仲間が仕組んだ事なのか?

偶然なのか?...故意なのか?

もう...疑心暗鬼のかたまり...



疑心暗鬼に駆られてからのブレインは、ただひたすら来る日も来る日も...  



怪しいと思われる男を追け...張り込み...行動を調べ...



ついには男の下の部屋に住み、上の様子を盗聴器で四六時中窺うまでに...

古天樂って端正な顔をしてるだけに...こういう(頭が良くてある種病的な)役をやると

無表情な中にも狂気が見え隠れしてる感じが出て怖いんですよね~



でも...終始周りを警戒して...怪しいヤツを探り...罠を張り...ひとときも心が休まる時間が無いなんて...

イヤだ...私はこんな緊張感に満ちた毎日は送りたくな~い (笑)


そして...ごめんなさい監督 ...ラストが読めてしまいました...

映画を一緒に観ていたHIROと 「もしかしてコレ...○○だったりするんじゃないの?」

な~んて冗談で言ってた通りのラストだったので...少々拍子抜けしてしまいました


う~ん... 脚本が甘かったのか?...ワタシが意地悪く深読みし過ぎちゃったのか?

子供のような素直で純粋な気持ちで観ていたら、タイトル通り“ 意外 ”な展開に驚けたのかな~?

これから観る皆さま...素直で純粋な心で観ましょう(笑)その方が楽しめます



PS...これから映画を観に行ってきま~す ...「M」で始まるタイトルです...さて何の映画でしょう?(笑)
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稀少的東西

2012年05月29日 | 呉京
家にまだ観ていないDVDがひとつも無くなるとなんだか寂しいので...(変ですか?)

観たいクセに観るのをためらっていた 《 大清帝国 》 なんですが...

紆余曲折あって手に入れた 《 水滸新伝~(鼓上蚤・時遷) 》 も届いた事だし...



そろそろどちらかを観始めようと思っていました

造形の好みとしては断然大好物(笑)のポニーが可愛い 《 水滸新伝 》 なんですよね~

古装劇としてはわりと新しいモノ(2005年製)で、顔も今の呉京哥に近いし...



でもなんだかオナゴとのシーンが多そうで... 照れずにまともに観られるのか?ワタシ...



また萌えすぎて 変な汗かいて熱でも出すんじゃないのか?...とバカな事を思っていた矢先...

2日連続で香○王に呉京哥のレアもののDVDが入荷しました

前に あんな事やこんな事があった 香○王で買うのはちょっと癪だと思ったんですが...

実は先日こんなメールをもらいまして...(以下原文コピペ)



お世話になっております。香○王オンラインストアです。

先日は大変ご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。

1月20日に御注文いただき、現地廃盤にて【お取寄せ】不可ということでご連絡させていただきました商品

商品コード:99002015 ウー・ジン(呉京)水滸新伝[中国版]-DVD

でございますが、本日2点のみ入荷いたしました。

DVDのジャケットが少し違っているのとタイトルが「水滸新伝(鼓上蚤・時遷)」となってはおりますが、
内容は全く同じ商品となっております。尚、現地での販売価格が変更になっておりますので、
当方での金額も2,980円から3,480円へと変更させていただいております。

「みんきぃ様【お取寄せ】分」として商品はお預かりさせていただいておりますので、
もしご購入をご希望の場合には大変お手数ではございますがご連絡をお願いいたします。
1週間以内にご連絡をいただけない場合にはサイトにて掲載させていただきます。

随分ご迷惑をお掛けした上にあまりにも突然のご案内で大変申し訳ございませんが

ご検討いただけましたら幸いでございます。



「...廃盤じゃないじゃん...」...と...ちょっと思いましたが...

とりあえず私の事を覚えてくれていたようなので許してやる事にしました (← エラそう(笑))


それに...「なんか癪だから」 なんて理由で躊躇してたら絶対に無くなるし...

しかも、もう2度と手に入らない可能性大なので、なにも考えずにとりあえず注文しました(笑)
そして...先日両方とも無事に届きました~ キャ~目力が~ (←バカ...



さて...未観の続きモノ(ドラマ)がいきなり4本になってしまいました...

( ↑ しまいました...とか言いつつうれしい人(笑))

う~ん... 選択肢が増えてしまった......どれから観ようかな?



しかし...中国ってヤツは...また大きさがバラバラです... 収納に困るんですけど~

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海角七号

2012年05月28日 | 映画
今朝の体温は36度8分...でも...普段の平熱が35度台なので...私にとってはまだ微熱かな?
身体も何となくまだダルイです...

さて...熱の原因となった(のか?わかりませんが)のが...

《 海角七号 》 (邦題 《 海角七号 ~君想う国境の南~ 》 ですが...



例によって、あまり内容も知らずに観始めて...

舞台が台湾なので、私の避難用バイク 「騅ちゃん」 こと 「海~UMI~(台湾製)」 が街中を走ってるな~

さすが台湾...バイク4人乗りしちゃってもOKなんだなぁ~

主演の小林千絵さんって 《 愛情36計 》 で呉京哥と(ちょこっと)共演してる死ぬほど羨ましい人なんだよな~

なんて事を思いながら呑気に観てたんですが...

日本語と北京語と台湾語が入り乱れているお話が進んで行くにつれて

「あれ?...これはヤバイぞ...」という雰囲気になってきて...
気付いたらもう~ダダ泣き...

心が幸せで元気な人が観たら、じんわり心が温かくなるステキな話なんだと思うんですが...

ちょうど落ちてた時にこの作品を観たので余計沁みちゃったんですね......



お話の中にたびたび虹が出てくるんですが...そんな些細な事でも

ちょうどPAPAが亡くなった朝に虹が出てた事や...

お空に行ったワンコが待つという「虹の橋」の事が頭の中で重なってしまって...もう~ダメ

************************************************************************

『 虹の橋 』

天国に続く道の少し手前に「虹の橋」と呼ばれるところがあります。

この地上にいる人と愛しあっていた動物たちは、死を迎えると虹の橋へと向かいます。

そこには草地や丘があり、緑がいっぱいで、いつも暖かく気持ちの良い陽気がみなぎっています。

いつも食べ物と水があり、彼らはみんなで走り回って遊び、そして疲れたら「天国への樹」と呼ばれる木の下で休むのです。

病気をしていた者も、歳をとった者も、元気いっぱいの姿に戻り、傷ついて動かなくなった手足さえ、元通り。

かつての地上での良き日と思い出が夢のようによみがえってきます。

虹の橋では、みんな満ち足りた気分で幸せに暮らしているのだけれど、気がかりなことがひとつだけありました。

それは自分にとって愛する人が、ここにいないという寂しさでした。

そんなある日のこと。

動物たちがいつものように元気に遊んでいました。

ふいに、一匹が立ち止まり、遠くを見つめます。

瞳は、キラキラと輝き、からだは喜びに震えはじめます。

突然、その子は仲間達を後にして、緑の草原を駆け出しました。

あなたを見つけたのです。

早く、早く、急げ、急げ!

虹の橋で再会した二人は固く抱きあいます。

懐かしいキスが、あなたの顔に降り注ぎ

あなたは、あの頃と同じように、優しく頭をなでながら、我が子の瞳を見つめ返すのです。

あなたを信じ切って見つめてくる、まっすぐな瞳。

別れたあの日から、ずっとずっと片時も忘れることのなかった

愛しいその瞳を。



それから二人は、一緒に「虹の橋」を渡っていくのです。

天国への道へと…。

************************************************************************




そして...劇中で流れる(別の)友子という人に宛てたラブレターがせつなくて...

劇中にかかる曲や、最後にみんなで唄う曲もとってもいい曲で...

とうとう終わるまでずっと泣き通しでした...



ダメですね~弱くて... ペットロスはまだ全然続いていて...淋しいんですね...ワタシ...

「もういいかげん淋しいのにも慣れたよ」...なんて強がっていても...心の中では淋しいんです...認めます

そういう心理状態の人がこういう感動する映画を観たらダメです そりゃ~泣きすぎて熱も出ますって(笑)


これを教訓に、もう少し情緒が安定するまでは、アクションモノや笑えるモノに走る事にします


とか言いつつも...野玫瑰(野ばら)を含む劇中曲が素晴らしくステキだったので

(范逸臣さんって歌手なのかな?)

観終わってすぐに 《 海角七号 》 の大陸版サントラを注文してしまいました
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身体不舒服

2012年05月27日 | Weblog
ただ今発熱中です...(中国語だと「发烧」って書くんだ...「熱」じゃなくて「焼」なのか~スゲ~

なんて言ってる場合じゃなくて...もう~頭がクラックラです...

夕べ布団に入って寝ようとしたら、寒気がして震えが止まらず...身体中が痛くて痛くて...

この暑いのに靴下を穿いて、ヒートテックを着て...明るくなるまでガタガタ震えながら布団にくるまっていましたが

明け方に少しウトウトして目が覚めたら今度は熱くて汗ビッショリ

体温を測ったら38度5分ありました... 熱を出したのなんて何年振りでしょう...



他の症状は何も無いから...たぶん風邪とかじゃなくて...

夕べ泣きすぎて精神のバランスがおかしくなり、身体が悲鳴を上げたのかもしれません...

なんでそんなに泣いたのかというと...

《 海角七号 》 を観たからです

え?...アレってそんなに泣く映画だっけ?...と思われるかもしれませんが...

色んなシーンや言葉や歌が...ワタシの心の寂寞や傷心に痛いくらいに入り込んで...

しゃくりあげるくらいずっと泣き通しでした...

でも...今日は熱があるし頭も正常に働かないので、感想はまた明日書きますネ


さて...看病してくれる人もいないし...冷蔵庫も空なので...なにか食べるもの買ってこなくちゃ...

コンビニに冷えピタあるかな~?
食料買いこんだら、今日はおとなしく寝てま~す
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少林武王 其ノ参 風起雲沸

2012年05月26日 | 呉京
前回の 《 少林武王 其ノ弐 曇志流転 》 に引き続き...
またまた可愛い呉京@曇志(タンチ)の七変化で楽しませてもらいました~

いや~ 今までに見た事のない呉京哥の姿を見るととっても興奮します(笑)


急遽代役で出る事になった京劇女形@呉京哥や...



(「出来ない出来ない」と言いいつつ無理やり出された割に見得なんか切っちゃったりしてます(笑))


それを観て気に入ったスケベオヤジに迫られる呉京哥も見ものでしたが... (この後オヤジはボッコボコに)



「紅船(女だけの京劇劇団の船)にいるんだから女の格好をしなさい」というドSなオナゴ(実は曇志が好き)

の言いつけでオナゴの格好をさせられてる呉京哥が...

うきゃ~カワイイ~ (笑)



た...たまらん...ハァハァ... あどけない顔がなんとも言えず可愛くて悶絶しました(笑)



ま...こちらは男に見えますが(笑)なかなか美人なんじゃないでしょうか?



となりの三脚(サンチャウ)の女装が気持ちわるいから余計に可愛らしく見えるのかな?

そして...女装で悶えさせられた後にこんなカッコいい顔をしたりするから



今度はギャップ萌えで悶絶死しました... (笑)


最近ちょっと気分が沈みがちでしたが...女装の呉京哥を見てその可愛らしさに興奮して熱くなり(笑)
いっぱい笑わせてもらって、本当に元気が出ました 呉京哥~非常感謝~




...おまけ...

コレ...倭寇だそうですよ... スゲ~日本人 バカ殿か?(笑)...って笑ってる場合じゃなくて...



後ろのサムライの着物やチョンマゲがとっても変なんですけど...



監督~とりあえず世に出す前に、誰か日本人にこれでいいか聞きなさいよ~

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さらば復讐の狼たちよ

2012年05月25日 | 胡軍
何度聞いても 「なんだかなぁ~」 と思ってしまうタイトルです... (誰が「復讐の狼」なんでしょうか?)



少し前に公式HPはOPENしてたけど...予告編しか観れなかったのでずっと放置状態でしたが...

久しぶりに覗いてみたら人物相関図が出ていました



...に......偽のアバタのチャン???...役名がソレなの??...名前は??...


私てっきり...チャン(姜文 チャン・ウェン)サイド(7人のギャングの方)なのかと思ってたら...

ホアン(周潤發 チョウ・ユンファ)サイドの人間だったんですね~



「偽のアバタのチャン」...初めて大きく載せてみました(笑)

お隣の「ホアンの替え玉」なる人はホントにホアンに似てるけど...



(...いや...ホントに似てる...

「偽のアバタのチャン」は「アバタのチャン」とは似ても似つかないんですけど... いいの?(笑)

しかも...「アバタのチャン」にはアバタが無くて...「偽のアバタのチャン」はアバタだらけって...ねぇ...

(こんなに “アバタ” を連呼したのは生まれて初めてです(笑))

キャスト紹介に 「 《 レッドクリフ 》 で趙雲を演じ日本でも注目を浴びる」って書いてくれてあったけど...

たぶん...ほんのちょこっとだけなんだろうな~........出番...(涙)


予告編にも日本版ポスターにも出てなくて可哀想なので...

一応出てるんだぞという事で、向こう版海報貼っときます



真的夫婦だったり...角色夫婦だったり...真的兄弟だったり...角色義兄弟だったり...いろいろ入り乱れてます




今日の呉胡風雲


「呉」の方に花が付きました



う~ん...ちょっと植えるのが早かったかな~

思ったよりも成長が早くて...このペースで行くと残暑真っ盛りには枯れてる可能性大かも...
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ダーク・シャドウ

2012年05月24日 | 映画
レディースデーの昨日 《 ダーク・シャドウ 》 を観に行ってきました



中華系电影じゃない映画を劇場で観たのは去年の9月以来です


昔、偶然ビデオ(当時)で 《 シザーハンズ 》 を観て...裏おとぎ話のような不思議な世界観と

エドワードの純粋さにどうしようもなく惹かれ...



その時初めて、その人がジョニー・デップという人だと知ったわけですが...

それ以来...ティム・バートン × ジョニー・デップの映画は気になって劇場に観に行ってます

(あ...でもまだ 《 アリス・イン・ワンダーランド 》 観てなかった...



~あらすじ~

18世紀半ば、コリンズ家が築いた港町 “コリンズポート”で
「家族こそが財産」という父の教えを胸に若き当主となったバーナバス(ジョニー・デップ)
が、名うてのプレイボーイでもあった彼は使用人のアンジェリーク(エヴァ・グリーン)にも手を出し
残酷な運命を招く事になる...彼女の正体は嫉妬深い魔女だったのだ
呪われたバーナバスはヴァンパイアにされて生き埋めに…
200年後の1972年、蘇ったバーナバスは見る影もなく没落した一族の再興に乗り出すが...


TVでやってる日本版予告編や、日本版ポスター等はコミカルなイメージだったので...

私もそんな先入観を持って観に行ったんですが...

思ってたよりも...ちょっとダークでシャドウな内容でした... (意味不明(笑))


最初にバーナバス家のお城を見た時に 《 シザーハンズ 》 を思い浮かべて以来...

心の中で比べながら観てしまっていたのかもしれませんが...

どちらも同じ白塗り異形の魔物系(笑)でも...

「エドワード・シザーハンズ」 と 「バーナバス・コリンズ」 は似て非なるモノ...

手がハサミな故に図らずも人を傷つけてしまうエドワードと違って

バーナバスは自分の意志で人を殺すんですよね...



200年後に蘇った時代錯誤で可愛いヴァンパイヤ的な部分もあって...

そこらへんは笑えるんですけどね...

そして...白く塗ってるせいもあるけど...不老不死のヴァンパイヤのいつまでも歳を取らない若々しさは

ジョニー・デップじゃないと出せないかな...と...



べラ・ヒースコートはとっても可愛いかったです...若きウィノナ・ライダーを思い出しました



ヘレナ・ボナム=カーターは...《 フランケンシュタイン 》 の時は怖いくらいの美しさだったんですが...

さすがに老けたな...という... ...ま...役柄がオバサンっぽいせいでしょう...たぶん...(笑)


でも...当初思っていたよりもダークでシャドウな内容だったけど(← しつこい...

久しぶりにティム・バートンワールドを堪能出来てよかったです

家に帰って早速 《 シザーハンズ 》 のDVDを注文してしまいました (笑)

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射英雄伝之東成西就

2012年05月23日 | 映画
とうとう 《 射英雄伝之東成西就 》 (邦題 《 大英雄 》 )を観てしまいました


噂に聞いてた以上のスゴイ映画でした...

なんでも...王家衛(ウォン・カーウァイ)監督の 《 楽園の瑕 》 の撮影が遅々として進まず...

暇を持て余した豪華キャストたちを集めて2週間ちょいで作った作品とか...

たしかに出演陣が 超~豪華 です



梁朝偉(トニー・レオン) 張国栄(レスリー・チャン) 張学友(ジャッキー・チュン) 
張曼玉(マギー・チャン) 劉嘉玲(カリーナ・ラウ) 梁家輝(レオン・カーフェイ) 
林青霞(ブリジット・リン) 王祖賢(ジョイ・ウォン) 鐘鎮涛(ケニー・ビー)
葉玉卿(ヴェロニカ・イップ)...順不同... 

そして 《 越光宝盒 》 と同じにほひがする...と思ったら...導演が劉鎮偉(ジェフ・ラウ)だったんですね

こんな超豪華出演陣にあんな事やこんな事やらせて...ジェフ・ラウ監督...あんたスゲ~よ (笑)

そして...何がどうしてこんなに弾けまくってるのか?...トニーさん...あんたもスゲ~よ (爆)



トニーさんの吹き替えの声がものすごいダミ声でビックリしましたが...

それ以上に...このソーセージ唇がグッズとして売られてた事に2度ビックリしました...



誰が買うんだろう...


で...肝心のお話は...というと...

いきなり唐突に始まって...次々と現れる豪華出演陣に興奮したり...呆気にとられたり...笑ったりしてたけど...

でもイマイチ意味不明な私を放ったらかして(笑)ものすごい勢いとテンションで突き進んで行きます

ですが...あまりにハチャメチャ過ぎて私にはうまく書く事が出来ませ~ん

気になった方はお店で借りて観てくださいネ (← ついに丸投げしたよ... )

ただし...ほんの少しだけ感想...というか...思った事は...

私が最初に観たレスリーの作品が 《 さらばわが愛/覇王別姫 》 でしたが...次がコレでゴメンナサイ...という事と...

ロン毛の張学友(ジャッキー・チュン)がちょっとカッコよかった...というか可愛かった という事...



えぇ...ワタクシ...古装のロン毛にめっちゃ弱いんですの...

どんな困難な中にあっても(笑)その中で楽しみを見出そうとするオナゴの本能を思い知りました

そして...怖かったのがレオン・カーフェイの女装でした...



ワ~ ゴメンナサイ~...こっち見ないでください~


今、超豪華な演員さんを大勢使って、超バカバカしい映画(汗)を作る事において...

劉鎮偉(ジェフ・ラウ)監督の右に出る者はいないのかもしれませんね (笑) (一応褒め言葉です)

同監督による続編(?)の 《 東成西就2011 》 も、なんだかスゲ~事になってるみたいです

予告編はこちら...こちらもぜひ観てみたいです

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密告・者

2012年05月22日 | 映画
《 密告・者 》 (原題 綫人~The Stool Pigeon~)



去年の11月に、はるばる遠い劇場まで足を運んで観たんですが...

劇場でパンフレットを売ってなかったので...家に帰ってからもういちど内容を思い返す作業が出来なくて...

記憶がちょっと曖昧になっていたので、もう一度借りて観ることにしました


以前...劇場で観た当時の感想はこちら...


あ...あれ?...なんか私ったら思いっきり 「陸毅さん 超~カッコよかった~」 ...とか言ってるし...(滝汗

感想も思いっきり陸毅さん目線だし...なんなんだよ...そのピンクのデカ文字にハートの多さは...

なんだか遠い昔のような気がするけど...たった半年前なんですね~

アハハ...アハハハハハハ...... (...もう笑うしかない (笑))

自分でもこの変わり様にはビックリですが...天意には逆らえません


で...もう一度観ての感想は...泣ける 前は全く泣けなかったのに...登場人物がみんな切なくて泣けます


ただひとりの妹を救う為に密告者の道を選ぶしかなかったサイグァイ(謝霆鋒 ニコラス・ツェー)も切ないし...

バーバイ(陸毅 ルー・イー)に捨てられて、サイグァイと逃げる決意をするディ(桂纶镁 グイ・ルンメイ)も哀れだし...



でも、誰よりも...心も身体も傷だらけな張家輝(ニック・チョン)演じるドンが痛々しくて...とにかく切なくて...

彼の演技にボロボロ泣かされました...



ドンは以前密告者をやってくれていたジャバー(廖啟智 リウ・カイチー)を救うことができず...

ジャバーは心に深い傷を負ってしまい...精神に異常をきたして路上生活者に...



そんな彼に責任を感じ、ジャバーの元を訪れては何かと面倒を見たり...ご飯を作ってあげたり...

上官として部下には「彼らは金を得て、俺たちは情報を得る...イーブンな関係だ」とか言ってるくせに

自分は非情になりきれず...密告者を捜査上のコマのひとつとして見れずにいつまでも苦しんで...

更にドンは、以前自分が妻を自殺に追い込んでしまったというもうひとつの心の傷を抱えていて...

その事でずっと自分を責め続けて...記憶を失った妻を見守り続けていますが...

殺風景な捜査部屋(?)の片隅で寝起きしてるのは...そんな自分への戒めなのかもしれません

過去の幸せそうなシーンや、劇中にかかる「月亮代表我的心」が余計切なさを醸し出しています...



お話の後半では、さらに妻を不幸な目に遭わせてしまい...ついにドンは自分が自殺未遂まで...

心身ともにますますボロボロになって行くドン...

密告者の人生まで全部背負い込み過ぎるドンは、この仕事には向いてないのかもしれません...

(あぁ...それなのに...前回のニック・チョンについての感想が「ズタボロ」だけだったなんて...張家輝对不起~


ちょっとお話が逸れますが...

また続きを読み始めた 《 北方三国志 》 で、ちょうど孔明が「諜略の為に部下の命を犠牲にするかもしれない...」

と悩んでいる場面なので...なんだかニック・チョン@ドンと孔明が重なってしまいました


劇場で観たあと、もう一度家でDVDを観るとまた違った目線で観る事が出来て面白いです

でも...やっぱり誰も救われない切ないお話です...最後になにか希望が欲しかった...



PS...

メイキングに、ニコラスが自らバリカンで坊主にしてるシーンがノーカットで入っていましたが...



なんか...とっても挑戦的な目をして髪を剃って行くところがカッコよかったです

いい男は坊主にしてもやっぱりいい男なんですね

坊主にしてもいい男 その1



坊主にしてもいい男 その2



うふふ...自己満足
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