今年早くも劇場鑑賞3本目となるコレを観に行ってきました

《 オデッセイ 》

~あらすじ~
火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)
乗組員はワトニーが死亡したと思い火星を去るが、彼は生きていた
空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況でワトニーは生き延びようとする
一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て
仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた...
絶賛上映中なので、肝心な所がネタバレしないように思った事だけを少々書きますと...
誰かがTwitterでオデッセイの感想を 「火星ダッシュ島」 って言ってたけど
何も無い所で、なんでも1から作り出すってところは言い得て妙だな~


でもこっちは酸素も水も無いから、正真正銘命掛けのサバイバル...っていうか...
廃棄物を利用して酸素や水まで作り出しちゃうんだから、究極のエコだな~...とか...

でも私にはあんな科学の知識なんて無いから1ヶ月もたないで死んじゃうんだろうな...とか...
それ以前に怪我を自分で手術できそうもないから(怖くて)出血多量で3日もたないな...とか...
ワト二―が水を作り出して育ててた作物がジャガイモだったけど

私...ジャガイモがちょっと苦手なので、毎日イモなんて地獄だな...とか(笑)
彼の博識に感心しつつも、くだらない事を考えながら観てました

でも、ワト二―がいい意味で開き直って、前向きにこのサバイバルを楽しんでるような
「火星ひとりぼっち」 的な悲惨さがあまり無い所が何よりも良かったです

劇中でかかる70年代のディスコミュージックも明るさを出すためのいい演出になってたし

(ゴールデングローブ賞のコメディー部門で受賞してるというのも納得)
俳優さんでは、ショーン・ビーンが出てきた事に感激~


先日テレビでやってた 《 ナショナル・トレジャー 》 に出てたけど...あの頃よりまた貫禄が増したような(笑)
でも、私の中ではあなたは永遠にボロミアです

あ、あと...途中、唐突に中国国家航天局とやらが登場して
「我が国の 『 太陽神(タイヤンシェン) 』 プロジェクトの技術があれば補給船が作れる」 と
自国のプロジェクト開発を止めてまでワト二―救出の手伝いをする...という“美談”が出てくるんだけど...
なんて言うか...今後も大きく係わってくると思われる中国資本に対してハリウッドが媚びを売ってる...
というか...中国をいいモンに描いときましたから今後ともよろしく...みたいな...
裏の狙いが見え隠れしてるようで、ちょっと違和感を感じました...

(原作にも描かれてるらしいのでムリヤリじゃないみたいですが...)
上に書いたように、明るく描かれてるので泣くことは無かったけど
色んな知識が緊急事態に役立つんだな~...ここまではムリだけど日々勉強だよな~

という思いを新たにしました

酸素と水が豊富にある地球に感謝~
