生活の中やビジネスシーン、それに趣味の世界だって、手ひどい失敗をしたり負けたりすることがある。
そんな時の精神安定にピッタリの言葉を拾った。
元経団連の会長も務めた石坂泰三氏の言葉だ。
◆人生はマラソン、短距離で一等をもらってもしょうがない
氏は東大法学部~逓信省官僚~第一生命保険と東芝の社長を経て経団連会長となった。
人生のレースを容易く制したようにもみえますが、実は旧制中学の受験には失敗しているそうだ。
そして官僚となるときも、希望の省庁には入れなかったそうだ。
つまり、受験や入省をゴールにおいていたら、レースは負けていたということだ。
しかし人生全体という長いマラソンの中では、見事に逆転勝ちしたということなのだろう。
もっと言えば、短距離で負けたがこそ、その後の勝利に向かって努力できたのかもしれない。
だから、自分のペースで、息切れせず疲れすぎずとにかく行きつくところまで立派に行き着けばいいのだ。
さらに勝ち負けについても、それは他人との争いではないとも言う。
→次には勝ってやるというのは負け惜しみではなく、マラソンで勝つということか。
ちょっと心が落ち着くアドバイスですね。
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