古代ギリシャ帝国のアレクサンドロス大王は、哲学者アリストテレスに「もっと楽に帝王学を学ぶ方法はないのか?」と尋ねたそうだ。
それに対し、「学問に王道なし」とアリストテレスは答えた。
つまりは、王様だからといって特別楽に学べる道はないということだ。
なりたいものになろうとするとき、誰しもできれば苦労をしないで目標に行きつきたいと思うものだ。
だがその場は凌げても、いつかきっと避けてしまった問題と再び向き合うものらしい。
そして、米国オペラ歌手のビバリー・シルズもこう言う。
◆行く価値のある場所に 近道などありません
彼女の声は、多くのオペラ歌手と同様に、高く明るいものだった。
だが与えられる仕事は、声とは裏腹な落ち着いた役だったり、歌劇だったりだった。
それでもそれらに果敢に取り組むことによって、スターの座をつかんだのだ。
どんなことでも目的地までは、通るべき道を通って経験することが必要なのだろう。
楽な道や近道は、存在しないと肝に銘ずるべきなようだ。
→ああ、やっぱりそうなんですね・・・
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