プロの目

プロは良い点に注目するのだとか。
有名なことわざに「人の振り見て我が振り直せ」があります。
この格言については、「他人の欠点を見て自分の行動を直す」のではないと、コンサルタントは教えてくれます。
たしか日本電産の社長さんだったと思いますが、こんなことを・・・
その正しい学びとは・・・

◆プロは良い点に注目する
　前述の格言の正しい理解は、「良い点に気づいてそこを吸収すること」だというのです。
　特に印象深いのは、「同業者についてダメな部分を見つける必要はない。そこはしろうとでもわかること。
　プロであるならばその目で良い部分を取り入れろ」です。

　たしかにその通りだと思います。
　他人のアラ探しをすれば、すぐにでも十や二十は上げられます。
　大事なことはそんなことではなく、自分はやっていないけれども、他人がやってる良いことを参考に自社に取り入れ、
　あわよくばさらにバージョンアップする、ということだと思います。
　個人レベルでも、企業レベルでも、欠点を修正するよりも長所を伸ばす方が圧倒的にパフォーマンスは上がるらしいです。

　さらに社長さんは続けます。
　人が成長できるかどうかの簡単なポイント２つがあります。
　それは、目まで笑っているか、人の意見を受け入れるかどうか、です。

　なるほど。
　良く聞く言葉に、「そこまでの人」というのがあります。
　澄んだ気持ちで、フラットに人の意見を受け入れられるかどうかで、以後の本人の成長が決まるということなんでしょうか。
　この点についてだけは、おいらちょっと自信があるかもです。
　なんせ、自分自身の能力不足を自覚しているだけに、ちょっとでも他人の良い点を学び、模倣してやろうと考えています。
　だって、自分で考えるよりも圧倒的にその方が楽ですからね。
　それが成長の必要条件ならこんなにうれしいことはありません。