楽観的な考えは可能性が増す

これは驚きました。
物事を楽観的に考えることを鍛えれば、健康になり、お金持ちになり、幸福になる可能性が増すという。
へぇー　そんなうまい話があるのかいなと思ったが、れっきとした米国の心理学者マーティン・セリグマンの研究だ。

◆盲目的な楽観主義ではなく、しっかりと目を見開いた柔軟な楽観主義であるべき
　社会生活でも、職場でも、学校でも、成功は才能と意欲（努力）を掛け合わせた結果であるというのが、一般的な推論だ。
　すると、失敗するのは才能か意欲（努力）が欠けているということになる。
　だが現実には、才能と意欲がふんだんにあっても失敗する人は多数いる。
　これは、楽観的なものの見方が欠けている時に起こりうる。悲観的な見方が自分の目の前にある幸運を見逃してしまうのだ。
　したがって、柔軟な楽観主義の恩恵は限りないものだと私（セリグマン）は信じている。
　そしてこの楽観主義という特性は、持っているかいないかという性格のものではなく、習得可能な技術でもある。

　おっしゃることはわかりましたが、持論の根拠はどんな研究結果だったんでしょうか。
　わかりやすい解説はどこかにあるのかな。
　そういえば、実業家の斎藤一人さんが似たようなことをこう言っていた。
　「失敗者の特徴は、自分の欠点を山ほど発見できるうえに、他人の欠点はその１０倍ほど発見できる。」
　たしかにこういう人は、成功から見放されるのかもしれませんね。