もうダメだ

もうダメだと思う時がある。
何をやってもダメだったり裏目ばかりだったり、真っ暗闇で何一つ光明の見えない時もある。
しかしたとえそんな時でも、時間だったり行動だったりが道を開くこともあるようだ。
ドイツの作家ゲーテはこう言う。

◆いつまでも同じ姿ではない
　「人間の運命はときには真冬の果樹に似ている。
　　その寒々しい枝を見ると、ふたたび葉が茂り、花が咲き、果実が実るとは到底思えないが、やがてそれは必ず現実となる。」

　人生がうまくいかないと、「もう何をしてもダメだ」という気持ちになりやすい。
　しかし、そんなふうに思い込んでしまうと、現状を打破するための行動を起こしにくくなる。
　今までの人生を振り返ってみれば、よい時期と悪い時期があったことがわかるはずだ。
　悪い時期を乗り切って状況が好転した経験は誰にでもあるものだ。
　それは、時間が解決してくれた部分もあるかもしれない。
　だが、自分自身が積極的に行動を起こしたことが要因になるものだ。

　そういえば、ホンダの創業者本田宗一郎はこう言っていたはずだ。
　「竹にはフシがある。そのフシがあるからこそ、竹は雪にも負けない強さを持つのだ。」
　まぁ　今の状況は、フシだと思っちゃえばいいのかな。