つぶやき、遊び・仕事・日常

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欠けた部分

2024-09-29 06:37:08 | 日記

多分多くの方々が実感していることだろう、自身の欠点について。

普通はそれを、隠したり目立たなくしたりと努力しているはずだ。

だが真言宗のご住職名取芳彦氏が、こう教えてくれる。

 

◆欠けた部分は補い合えばいい

 ギザギザの歯車だから、かみ合って力が出るのです。

 人には、どこかしら欠点があるものです。

 仕事はできるが、人付き合いが不得手。

 何かをやると、どこか抜けている。

 能の「高砂」に登場する翁(おきな)と媼(おうな)をご存じでしょうか。

 翁の持つ熊手は福をかき集め、媼の持つ箒は邪気を払うのです。

 

 こう考えてもいい。

 旦那さんが熊手で掃き残したものを、奥さんが箒で掃いていけばいい。

 大きなものを排除する熊手では細かいものは取り切れず、いわば欠点があるわけです。

 そこを奥さんの箒が補えばいい。

 欠点とは欠けた部分があるという意味ですが、歯車ならば別の歯車がちゃんとかみ合います。

 人と人との関係も、この歯車のようなもの。

 自分の欠点を卑下せず、欠点を補いあえる相手をみつければ、物事は歯車のようにうまく動き始めるものです。

 

 →これは気づきにくいことですね。

  欠点は隠すよりも、それは認めて補い合う相手を探すほうがいいのか・・・


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