私は神ではない

人はしばしば、自分自身への評価と他者からの評価にギャップを感じるようだ。
仕事を精一杯頑張り、その出来栄えにも自信があったが、その結果は痛烈にダメ出しされることもある。
また想定していた事象が得られなければ、見通しの甘さを指弾される。
それは、どんなに頑張った結果であっても関係はない。
そんな時には、米国の企業家リー・アイアコッカの言葉が腹落ちする。
たしか、「リ・ストラクチャリング」がベストセラーにもなったな。

◆私は神さまではないんだから、きみが頑張ったかどうかは、成績（結果）で判断するしかないんだ
　成績（結果）が悪ければ、評価は下がる、それだけのことだ。
　別にあなたを非難しているわけではない。
　大事なことは、あなたが実際に成し得た結果でしかない。
　他者はあなたを評価する際、その結果をもとに判断しているに過ぎない。
　途中経過は、ほとんどの場合意味がない。
　それに対して、いちいち怒ったり落ち込んだりしていても何も進歩はない。
　常に自分を客観視するべきなのだ。

　う～ん　厳しい指摘だが、そういうことなんでしょうねぇ
　米国思想家のラルフ・W・エマーソンはこう言っていたな。
　「他人とは、自分自身の心を読み取ることのできるレンズである。」