The 理科ロマンスカー

人生を振り返りつつ見過ごしては禍根を残すであろう事柄に着目。
日本の正義・倫理・規範・疑惑等々婉曲的に発信。

授業づくり教科書・・・教職49年間の戯言

2020-08-24 10:47:24 | 日記
その1。今の子どもは金の塊。

 人口減少は国力すなわち経済力や防衛力に大きく影響することは事実である。単純に捉えて、ランドセルを取り上げて見ても入学児童が120万人の時と、90万人時との比較では、30万個のランドセル需要が減ることになる。このようなことが業界を問わずに既に現れてきている。

 であるから、人口13億人以上の中国に企業は商売先を求める。加えて、国内需要の落ち込みを海外からの旅行者に頼ろうとするインバウンド政策も施行されているが、コロナ禍で頓挫に近い。それにしても外国人観光者に頼る他力本願は国力をさらに衰退させていることには間違いない。

 ロボット導入で人口減少などは賄える意見もあるが、ロボットは洋服も必要なく食糧もいらない。せいぜい消費は電力と部品のメンテナンスのみで、人間より生活費(維持費)は拡大しない。

 生まれてくる赤子は次代を背負う貴重な宝物。日本の国力維持向上はマンパワーのみしかありえない。国土の数十倍も広い海洋に眠っているメタンハイドレートや希少金属であるレアアースなどの資源を活用できる資源大国になるまでには(?)、人力で凌ぐしかありえないだろう。
 そのマンパワーは、学校教育や家庭教育に委ねられる。特に公教育の重要性は言うまでもない。