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Organum-Horii 1986 LAYLAH オルガナム

2007-04-30 22:55:14 | Noise Industrial
Organum-Horii 1986 LAYLAH



 昨日は別の趣味である無線のコンテストに半日ほど参加したので、音楽は聴かなかった。Radioは聴きっぱなしで、まだ耳に高周波音の後遺症が残留している
  ヽ(´Д`;)ノアゥア...
 GW3日目の夜、知っている人は知っている現代音楽の大家(?)David Jackmann氏のもう21年前の本作を聴いている。

 今日は妻と近くの動物園に行ってきた。特にレッサーパンダちゃんの可愛いこと!心がそして精神が和んだ  (´-`).。oO

 1テクストの理解可能性と強い蓋然性を当てにすることによって、もっぱら1テクストをパラフレーズしリフレクトし(どこへ??)生産活動を行うと言うアポリア c⌒っ゜ρ゜)φ

 なんとなく最近のOrganumのとある作を聴いてそんな思いである。

 しかしながらOrganum名義の初期作品である本作、そのようなアポリアが立ちはだかる気配は一切ない。
 
 タイトル作である「Horii」実に伸びやかに「音の実験」を脱構築的にエクリチュ-ルする。

 どこか懐かしい場所にたどり着いたような、もしくは未知のエクスペリアンス。

 妖しげに飛び交うフルート、流れるようなそして隠喩的な金属音が不思議に心地よい (´-`).。oO

 「現代音楽」と言う領域をあえて設けていないので「Noise Industrial」にカテゴライズしてしまったが、それらのコンテクストとは別物である。

 20分弱の作品であるが、何か一つロゴスを理解したような感じだ。こればかりは実際曲を聴いてみないと理解できない。ちなみに数年前にOrganumベスト盤的CDにより再発されているが、曲順が目茶目茶で「整然と」していないと駄目な私には受け付けられず、1回聴いてラックに入れっぱなしだ。

 もう1曲「Keloid」は短い作品だが、こちらの方が「未来志向」の色彩が強く好きではある。路線的には「Horii」とほぼ同様である。

 このゴールデンウィーク中与えられた時間はたっぷりある。
 さて、明日は何を聴こうか?

  自宅書斎にて y27dx<