〈以下の記事を復刻します。〉
CSテレビで映画『私は貝になりたい』(2008年)を見たが、実に良かった。主演の中居正広、仲間由紀恵も素晴らしかった。この物語はあまりにも有名だが、何度見ても涙がこぼれてくる。昔、フランキー堺主演のテレビドラマが最初だったが、ドラマ史上で画期的なものだった。あれからテレビそのものが認知されたのではないか。
「生まれ変わるなら人間にはなりたくない。牛や馬にもなりた . . . 本文を読む
<2008年2月1日に書いた記事を復刻します>
1)先日(1月28日)、文化審議会の国語分科会が、「常用漢字」に新たに11の漢字(表外漢字)を加える案を承認した。私が驚いたのは、それらは府県名に出てくる「岡」「阪」「熊」「奈」「埼」「茨」「栃」「鹿」「梨」「阜」「媛」の11の漢字である。
私は不勉強だったので、これらの漢字はとっくの昔に常用漢字に含まれていると思っていた。なぜなら、小学生だっ . . . 本文を読む
アメリカの民謡。1870年代に作られたというが、最もポピュラーな歌の一つだろう。世界中に広まり歌詞も様々に付けられた。1979年(昭和54年)の映画『衝動殺人 息子よ』のテーマミュージックになったのが印象深かったので、取り上げさせてもらう。
https://www.youtube.com/watch?v=MA50ZV7vRNo . . . 本文を読む
人体が丈夫で健康なことは素晴らしい。また、摂生して体を鍛えるのも良い。しかし、これが長生きに繋がるかといえば必ずしもそうではない。 「一病息災」と言って、一つぐらい持病がある方が健康に気を使い、かえって長生きする例もある。また、見るからに弱々しくて、痩せ細っていても長生きする人が大勢いる。人さまざまだ。ところで、つい先日まで元気一杯だった人が急に亡くなったり、人間ドックで何の異常もないと診断された . . . 本文を読む
<2012年6月23日に書いた以下の文を復刻します。>
先日、喫煙と肺がんの関係について一文を書いていたら、人体の「抵抗力」とは何かと考えるようになった。私は医師や科学者ではないから、もちろん専門的なことは分からない。しかし、病気と人体の抵抗力について考えるのは自由である。私は科学者ではないが、一人の自由な思想家なのだ。以下、独断と偏見を交えて人体の抵抗力を考えていきたい。この場合の「抵抗力」と . . . 本文を読む
〈2002年4月に書いた以下の記事を復刻します。〉
1) 私は時たま秩父へ行くのが好きだ。 もちろん全ての所に行っているわけではないが、ひなびた風情がとても良い。 都会の生活に疲れたり飽き飽きしてくると秩父に行く。 山あいや田舎の景色が心をなごませてくれるし、季節の移り変わりが新鮮に感じる。40年以上も前になるが、大学1年だった私は、極左過激派の闘争や思想についていけずに挫折し、転向を余儀なくさ . . . 本文を読む
<以下の文を一部修正して復刻します>
古い映画(DVD)を片っぱしから見ているが、先日、三船敏郎主演の『日本海大海戦』を見ているうちに、21世紀の現代はつくづく“ロマン”が少ないと痛感した。 この映画は日露戦争の日本海海戦をテーマにしたものだが、東郷平八郎司令長官率いる日本の連合艦隊が、ロシアのバルチック艦隊を撃破するものだ。私は別に戦争が好きではないが、日本人なら誰もが . . . 本文を読む
1970年公開の映画だが、イタリア、フランス、ソ連、アメリカの合作というのは極めて異例だ。 ストーリーは簡単に言えば、新婚の夫が第2次大戦で戦場に行って行方不明になり、彼を探しに妻が異国の地まで訪ねるが、そこで夫は別の若い女性と結婚していたため、涙に暮れて帰るという悲恋物語だ。主人公にはイタリアの大女優ソフィア・ローレンが扮し、その夫はこれも有名なマルチェロ・マストロヤンニが演じている。哀愁に満ち . . . 本文を読む
☆ 以下の記事(2011年9月17日付)を復刻します。
<記者クラブは特権組織ではない>
福島原発の周辺地域を「死の町」と呼んで鉢呂経産大臣がクビになったが、これはマスコミの“言葉狩り”が功を奏したのである。ここで、「死の町」発言が失言かどうかはもう論じない。再三論じてきたからだ。この発言は“客観的事実”をはっきり述べたものだと高く評価しておこう . . . 本文を読む