2011年12月29日
今日で仕事納め。退社後に「あけぼの」で北海道へ出発の予定。
ところが退社直前の17時30分、なんと業務トラブル発生!何もこんな時に…。
この時点で北海道が遠のきましたが、何とか当座はしのげそうな感じ。
冬休み最終日の1月5日に処置することで話をまとめ、半ば強引に18時50分退社。
しかしこの時点でも「あけぼの」はギリギリ。はたして間に合うか?
19時30分自宅に戻り、シャワーも浴びれず着替えただけでそのまま出発。
20時55分、ドタバタながら何とか上野に無事到着。「あけぼの」発車まで20分。
本当はもっと早く着いて出発前の余韻を味わいたかったのに。まあ間に合っただけでもよしか。
早速弁当とビールを購入。弁当は個人的定番の膳まい屋さん「鶏そぼろ二段弁当」。
そして発車10分前にいよいよ聖地13番線へ。そこにはすでに「あけぼの」の雄姿が。
直近2回連続で運休の憂き目にあった為、まさに待ちわびたこの瞬間。
13番線はブルトレが似合う。
写真撮っていたら発車3分前。急いで乗車して5号車ソロ上段へ。
速攻でベッドメイクした所で「寝台特急あけぼの号青森行き発車します」のアナウンスに続き、「プルルルルル」の発車ベル。
そしてドアが閉まり定刻21時15分に発車。この瞬間が正に至福のひと時。
とにかく今回は乗れて良かった。
ふとベッドを見ると、今までは見たこと無かった転落防止バンドが2本付いているのに気付く。
転落事故でもあったのか?安全上はありがたいけど、かなり動作の妨げになる。まあ安全第一ですけど。
途中、高崎までは部屋の照明を消して夜景を眺めながら波乱万丈の今年を振り返り瞑想にふける。
高崎を出た所でビールと弁当で晩酌タイム。
渋川を過ぎるとちらほら雪が見えてきて、上越線を進むとどんどん雪が増えてくる。
やがて水上に着くとすっかり雪景色。この頃弁当を食べ終えて再び夜景鑑賞。
運転停車の後、水上を出発すると湯檜曽を通過してそのまま長大な新清水トンネルへ。
「ゴオー」「カタンカタン」というトンネル走行音につられて睡魔に襲われてきましたが我慢。
十数分後にトンネルを出るとそこはまさに「雪国」。すごい積雪だけど雪の夜景が超絶きれい。
部屋の照明を消して夜景が眺められるのは個室寝台ならでは。しかしいよいよ眠気が限界。
越後湯沢を通過した所で本日は就寝。zzz…。