Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2012-2013 道北温泉紀行④【豊富温泉 ニュー温泉閣】

2013年01月11日 23時10分00秒 | 鉄道旅

2013年1月1日

 


明けましておめでとうございます。
移動の疲れもあってか、目覚めると時刻は既に7時30分。良く寝た。そしてカーテンを開けると外は吹雪。
やはり道北で初日の出はなかった。


まずは朝風呂へ。気温-9℃!
極寒の露天風呂はやはり最高。この温泉の泉質は「ナトリウム-塩化物強塩泉」。
海沿いの温泉らしくしょっぱい泉質。しかし実際はそれ程の塩味は感じない。
残念ながら循環濾過により成分は薄まってしまっている印象。
とは言え、元々の成分が濃いので温泉らしさは充分。10階にあるので最北の景色を一望できる。
1時間であがり、今日もゴールデンコンビの朝食。


食べ終わると再び就寝。あ~気持ちいい。やはり正月はグータラ過ごしたい。
昼過ぎに再起床して13時30分、2013年初の外出。稚内駅へ。
すでに特急「サロベツ」札幌行きの改札が始まっている。

 


13時45分発の「サロベツ」に乗り込む。


列車は定刻に稚内を発車。この日は増結されて5両編成。元旦ということもあり車内はそれほど混んでない。
外は雪が降ったり止んだり。
宗谷本線のきれいな景色を眺めること約40分。列車は豊富に到着。自分はここで下車。

 


豊富駅は以前と変わらない旅情あふれるいい雰囲気。ここから14時50分発の沿岸バス留萌行きに乗り換え。


整理券をとって後払いする普通の路線バスだけど、留萌までは約4時間(2700円)、距離は約160km。
北海道らしい壮大なスケールの路線バス。自分は約20分で着く豊富温泉で下車(320円)。


今回の最大の目的地である豊富温泉に到着。
今日は日帰り温泉「ふれあいセンター」は休館日なので、「ニュー温泉閣ホテル」さんの温泉に入らせて頂く。


豊富温泉の泉質は「ナトリウム-塩化物泉」。最大の特徴はお湯に混じる石油成分。
この石油成分がアトピー性などの皮膚炎に効くということで、全国から湯治客が訪れるという。
自分もこの独特の石油臭がする豊富温泉が大好きで、いつからかリピーターに。
さっそく着替えて浴室に入ると石油臭が…。う~たまらん。
体を洗って湯船に浸かると、黄濁したお湯の表面には油が浮いている。久々の豊富温泉。いいわ~。
循環濾過しているらしいけど、消毒用塩素臭はまったくせず源泉の良さが充分味わえる。
内湯で約1時間、豊富温泉を堪能してあがる。いい湯だった。日帰り入浴料500円。

ホテルを出て17時02分発の豊富駅行バスを待つものの、一向に来る気配がない。
気温は相変わらず氷点下。せっかく温泉で暖まったのに、このままでは凍死しそう。


待つこと約20分、ついにバス到着。ホッとする。
何とか凍死は免れたけど、17時30分発の稚内行き「サロベツ」には間に合わなさそう。
豊富駅には17時32分頃到着。「サロベツ」は行ってしまったかと思いきや、遅れでまだ来てないっぽい。
「サロベツ」と待ち合わせる上り「スーパー宗谷4号」も足止め状態。


今度は待つこと約15分、雪原に4灯ヘッドライトが灯り「サロベツ」到着。


着席してホッと一息。外で待つには危険な寒さ。この後は順調に進み、18時30分頃に稚内到着。

 


「サロベツ」で行って「サロベツ」で帰ってくるこのコースはなかなか。周遊きっぷならでは。
この日は正月恒例「お笑いドリームマッチ」を鑑賞し、ドーミーイン名物「夜鳴きそば」を頂いて12時頃就寝。
やっぱり正月はいいな~。

ドーミーイン名物、夜鳴きそば。無料。

 

 

 

 

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