2021年11月13日(土)
風もなく穏やかな秋晴れとなった週末。
新潟県の糸魚川に紅葉観賞がてらの日本海フィッシングへ。
いろいろ準備してたら出遅れて、13時頃ようやく出発。まあナイターなのでのんびり行きますか。
長野道 安曇野ICからオリンピック道路へ。
北アルプスも冠雪して、もうすぐ冬だな〜と実感。これから一段と白くなっていく。
大町に入り高瀬川ビュースポット。ここはいつも絶景。
冠雪と紅葉がさらに進むと一段と絶景になりそう。
国道148号に入り、次は白馬の松川ビュースポット。
残念ながら北アルプスに日が当たらない時間で、雪の白さが映えず。でも絶景。
この時期の、通称 塩の道は、冠雪した北アルプスと紅葉がコラボしてなんともきれい。
白馬を過ぎると姫川と寄り添うようになり、清流と紅葉。
長野に移って初めて迎える紅葉シーズン。紅葉ってこんなにきれいだったのか、と改めて感じる風景の連続。
ちょうど大糸線「あずさ46号」が来る時間だったので、待ち構えてパシャッと1枚。
時間の関係で、残念ながら姫川が陰ってしまった。
16時30分、日没間近の日本海に到着。
夕まずめ狙いのアングラーがサーフにズラーッと並んでますな~。
最近感じてた釣りのやりにくさを解消する為、何かないか〜?とクローゼットをあさっていたら、ありました。Abuのウエストバッグ。
たしか釣り大会の景品でもらった物。すっかり存在を忘れていた。
今まで使ってたウエストポーチでは小さすぎて背中にもバッグを背負ってたけど、バッグの上げ下ろしが面倒な上、肩が凝る。
これで問題解消。釣れるかは別として(ーー;)
さらにサーフでの釣りの為に増備してきた、かっ飛び棒130BR。
38gもある重量級。今日はこれをかっ飛ばして日本海シーバスを獲る(意気込み)。
16時45分、スタートフィッシング。
釣り人は多いけど、海に生命感は無し。当然釣れてる雰囲気も無し。来たるべき時合に備えてひたすらかっ飛び棒を投げる。
Abuのウエストバッグはいい感じで、すこぶる快適。これがクローゼットで眠っていたとは…。
今日は長潮で半月。半月でも月明かりがあるのは大助かり。
やがて辺りが暗くなり、空には満天の星空。風もなく穏やかで、なんとも幻想的な風景でのナイトフィッシング。
しかし釣れない(*_*)
しかも重たいかっ飛び棒を投げ続けて疲れてきた。
時刻は19時30分。ここでいったん中断。
明日の朝まずめにかけることにして、今夜は糸魚川の海の幸を頂きに行く。本当は釣れてから行きたかったけど。
糸魚川駅近くの駐車場にクルマを停めて、やって来たのは寿司居酒屋 岬さん。糸魚川での個人的定番。
今日はもう運転しないので、ビールで乾杯。くう〜、美味い。釣れてればもっと美味かったけど。
まずはイカ納豆。モチモチ食感で安定の美味さ。
次に白エビ唐揚げ。外はサクサク、中はふっくら。日本海の恵み。
そしてメインは鮭親子丼。美味いに決まってますって。
怒涛のように過ぎ去った至福のひとときだった。
このあとは駐車場に戻りそのまま車中泊。zzz…。
翌朝、寒くて目が覚める。時刻は午前3時。
寒い。クルマのエンジンをかけてエアコンON。しかし、シ~ン。
えっ?マジで?エアコン故障( ̄□ ̄)
精神的ダメージ大だけど、気を取り直し再びサーフへ。
まだ真っ暗な3時30分、朝まずめ勝負スタート。朝からかっ飛び棒を投げ倒す。
この時点では釣り人はまばら。あまり人が増えないうちになんとか1匹釣りたいけど、依然ノーバイト。
しかし昨夜と異なり、ルアーが時々何かに当たる感触あり。何らかの魚がいるっぽい。それがベイトフィッシュならシーバス集結の可能性が高いけど。
グイッ!
うおっ、ついにかっ飛び棒に何かがヒット!
激しく突っ込んでは一瞬フワッとテンションが緩むような妙な感触。シーバスではなさそうだけど、この魚の正体は?
強引にグイグイ引き寄せて、そのままブッコ抜き!獲った〜!
かっ飛び棒を加えてクネクネする魚。ライトを当てると魚体がギラギラ。
おっ、タチウオではありませんか!久々に釣った、というか釣れた。
このイカツイ顔。歯が凄い。まさにドラゴン。
手尺で80cmほど。タチウオとしてはレギュラーサイズかと思うけど、嬉しい初の日本海タチウオ。
かっ飛び棒をずいぶん深く飲んでしまい、リリースしたいけど、さすがにこれは無理っぽい。
ありがたくお持ち帰りさせて頂こうとクルマにビニール袋を取りに戻ると、駐車場で準備中のアングラー発見。
タチウオお持ち帰り頂けないか尋ねると、「ぜひ」ということで譲渡成立。クーラーボックスも氷も無かったから助かった(*´Д`)
釣り再開。
ちょうど空が白み始めてきたと同時に、アングラーが続々と詰めかけ、サーフにズラーッと並び満員御礼。
久々にオマツリ(他の人と釣り糸が絡まる)も発生。寒い日本海の熱い朝。
そして夜明け。
ナブラ起きないか期待が膨らむも、何も起こらずシ~ン。
全く何も起きないので、周りのアングラーは続々と引き上げ。
時刻は7時30分。自分もここでギブアップ。ストップフィッシング。
またしてもシーバスは釣れず。しかしなんとかタチウオ1匹キャッチで丸ボーズ回避。
それにしても、日本海の海の幸を堪能しながらの車中泊ナイトフィッシング、なかなかいいコースだった。また来ちゃう。
その前に、クルマのエアコン直さないと(+_+)