2021年5月4日〈3〉
大糸線で糸魚川に到着。
日本海フィッシングに向け、改札を出てレンタカーを借りにいく。
その前に海の状況確認。
糸魚川駅近くの国道8号大町交差点には展望台があり、日本海を一望できる。
風が弱く波も穏やか。
ピーカン弱風は釣れないサイン。
まあ日本海でありがちな爆風大荒れで釣り不能よりはいいけど。
海と反対側に目を向けると北アルプスの山々。駅近でこんなスポットがあるのも糸魚川の魅力。
ここから徒歩で約20分、Shell内にあるニコニコレンタカー糸魚川横町店に到着。こちらでマーチを24時間レンタル。ニコニコレンタカーは安いので重宝する。
手続きを終えていざ出発。すぐ海に出たいところだけど、いったん内陸に入りとある場所へ。
その場所とは、えびす釣具店。こちらでまずはエサのオキアミを購入。
明るいうちは何でもいいからエサで釣り、日が沈んだらルアーで大物狙いという目論み。
こちらの釣具屋さん、24時間営業で今後も重宝しそう。
再びクルマを走らせ、まずやって来たのは梶屋敷エリア。堤防+テトラといういかにも釣れそうな場所。
堤防に陣取り、14時30分スタートフィッシング。
兵庫県の香住で短時間ながら何度か釣りしたことはありながら、いずれもノーフィッシュ。今日は何でもいいから初の日本海フィッシュを釣りたい。
風は弱いけど、テトラに打ち寄せる波はえらく高い。波が来る度にドッパーン!としぶきが上がりビビる。日本海とはこういうものなのか。
そしてバイトはないけど、仕掛けを上げるとオキアミが何かにかじられてる。どうやら針掛かりまでいかない小さい魚が群れてるらしい。
粘ってみたものの状況は変わらず。1時間ほどで移動。上越方面へ。
次に来たのは浦本港。こちらは堤防に囲まれた漁港で波は穏やか。釣りはしやすそうで、当然人が多い。しかし釣れてる様子は無し。
恐る恐るオキアミを投入してみるも、予想通りウンともスンとも言わず。これはヤバイな。小魚も釣れないとは。
今日の潮回りは小潮。潮が動かないことが影響してるのか、海に生命感が無い。
それにしても、小潮とは言え潮位の変化がほとんど無いのが気になる。太平洋だと小潮でも多少は動くけど。ほぼ潮位一定。これが日本海?
また移動し、今度は弁天岩がシンボルの能生海岸。
弁天岩へは橋があり比較的手軽に入れる磯釣りポイント。しかし人多し。釣り場はそんなに大きくないし、ちょっと気がひける。
弁天岩へは渡らず人が少ない海岸線でキャスト。しかしここでも何も起こらず。
時は夕暮れのゴールデンタイム。その恩恵も無く時間だけが過ぎていく。
また移動決意。浦本港に戻って夜のルアータイムにかける。
日没寸前、浦本港でルアータイムスタート。
魚釣りに来たのに海の写真撮ってるだけな気がする(ー_ー;)
漁港の灯りにベイトが集まってこないかと期待するも、依然として海に生命感は無し。暗くなっても多くの人が残ってるけど、釣れてる気配も無し。
これはダメっぽいな(*_*)
20時、もう降参でストップフィッシング。結局ノーバイトノーフィッシュで終了。
いつもこうなのか、今日だけなのかわからないけど、見事に日本海の洗礼を受ける。
これは何か太平洋の釣りとは異質なモノを感じでしまう。太平洋だと何かしらの小魚が釣れそうなものだけど。これは仕掛けなどを再考しないとダメっぽい。
ガックリしたままクルマを走らせホテルに向かう。
今宵の宿は糸魚川での定宿、ホテルジオパーク。
見事にデコったあとは、こちらに併設の居酒屋 岬寿司さんで糸魚川の海の幸を頂き嫌なことを忘れる。
まずはビール。くう〜美味い!
釣れてればもっと美味かったけど(*´Д`)
酒の肴、まずは定番のイカ納豆。
モチモチ食感がたまらない安定の美味さ。
続いて北陸の名産、白エビ唐揚げ。
これ食べるだけでも糸魚川に来る価値あり。
お次も北陸の逸品、ホタルイカ沖漬け。
これは言わずもがなの美味さ。
最後に岬ちらし重で〆。
ノーフィッシュの悪夢を忘れる至福のひと時。しかしちょっと食べすぎた…。
糸魚川駅の夜景を眺めて23時就寝。
明日の午前も釣りの予定ながら、雨男なので2日連続晴れるはずもなく、明日の天気予報は雨。
雨の中ズブ濡れでやるのは嫌だし、小雨で済むことを願って就寝。zzz…。