2020年8月11日<1>
昨晩乗車した下り「サンライズ瀬戸」、おはよう放送で目が覚める。
6時27分、岡山定刻到着。いやーよく寝た。ここで「出雲」と切り離され、列車は本四備讃線へ。
寝台特急の個室から眺める瀬戸大橋は本当に格別。非日常感満点。
瀬戸大橋を渡り、列車は四国に入る。海を見ると早く釣りしたくなる。
そして定刻7時27分、終点 高松到着。そしてホームに降りると、既に暑い!
「マリンライナー」と並ぶ285系。お盆期間とはいえ、今日は営業する会社が多いらしくホームは多くの通勤客が行き交う。
そして高松名物の連絡船うどんは、コロナの影響で営業休止中。今回は外食自主規制なので食べる予定はなかったけど。
早く普通の生活に戻れるようになってほしいけど、完全に元通りにはならないと思われ、新たな生活様式を取り入れた新時代の始まりということになるか。
7時50分、「サンライズ瀬戸」回送。帰りも無事乗れますように。
次の列車まで1時間近くあるので、ホームの日陰で今旅のテーマソング、JUJUさんの「YOUR STORY Disc4」を拝聴しながらボーっと過ごす。
ドラマ「トップナイフ」の宣伝で頻繁に流れていた「STAYIN'ALIVE」聴きたさに購入したこちらのCD、初のJUJUさんのアルバム、他の曲もどれもいい。特に「Dreamer」がイチオシ。今まで聴かなかったのが悔やまれる。残り3枚も楽しみ。
やがて9番線に列車が入線したのを見て、自分もそちらへ移動。
乗換案内サイトで調べた時に「サンライズ瀬戸」からの乗り換えは「いしづち1号」ではなく「3号」が案内されたのでそれに従ったけど、実は「1号」でも乗り換え可能だった。
「1号」は乗り換え時間が短いからと思われる。「サンライズ」が遅延した場合は坂出乗り換えも可能だし、高松でうどんを食べる予定がない今回は「1号」の方がよかったけど、まあ後の祭り。
初めて乗る8000系。というよりようやく乗れる8000系。前から気になっていたけどなかなか乗車の機会がなかった。新幹線を思わせるようなフォルム。かっこいい。
最後部8号車の一番後ろ12番A席に乗車。この席はコンセントが付いているのを事前調査で知っていたので。そしてもちろん海側。
お盆だというのにガラガラのまま高松を定刻発車。
このデルタ線を見るといつもは四国の奥地へ行ける期待感が高まるけど、さすがにコロナ禍の今回はそういうテンションにはならず。
宇多津で「しおかぜ5号」と併結し、列車は8両編成に。
東日本同様指定席の検札は省略。今日はこの列車で松山に行き、そこから「宇和海11号」に乗り換えて宇和島まで行く。
多度津ではSLが静態保存されているのが見える。
ここから先の予讃線を行くのは30年振りくらいか。車窓の記憶は全くなし。
間もなく海が見えてくる。沖に見える島々がいいアクセントになって、お~きれい。ちょっとテンション回復。
8000系は振り子を効かせてビュンビュンとばし夏の予讃線を行く。8号車はモーター車でないのが残念。
揺れが心地よく、所々寝落ちして気が付くと松山直前。
道後温泉で有名な松山。いつもの夏より断然人は少ないだろうけど、多くの人が改札口に吸い込まれていく。
ここからは「宇和海11号」。おなじみ2000系気動車で運行される。
同じ1番線ホームの宇和島寄り先端が「宇和海」発車ホーム。珍しい同一ホームでの乗り換え。
アンパンマン列車で運行される「宇和海11号」。ヘッドマークも「宇和海」ではなく「アンパンマン」。
折り返し列車が遅れて到着した為、大急ぎで座席転回&車内清掃が行われ数分遅れて松山を発車。
伊予市を出ると「愛ある伊予灘線」と別れて内陸の内子線へ。長大な犬寄トンネルに高速で突入し一気に山間部へ。愛ある伊予灘線も乗ってみたいけど、キハ32またはキハ54がロングシートなので躊躇してしまう。
伊予大洲付近で肱川を渡る。この肱川の河口にある伊予長浜はシーバスの好ポイント。今回、伊予長浜にするか宇和島にするか悩み、伊予長浜にホテルが無さそうだったので宇和島に。
それにしても「宇和海」の車窓はきれい。前回来た時の記憶は全く無いので新鮮。
そしてこの先、卯之町-伊予吉田間にはトンネルの狭間に宇和海が望める絶景ポイントがあったものの、油断していて写真は撮れず。すごい景色だった。どうにかして宇和島滞在中にリベンジしたい。
きれいな景色の中を爆走で駆け抜ける「宇和海」、ちょっとハマった。
そして宇和島まで来たら鯛めしを食べたいところだけど、今回外食は自主規制の為ガマン。改札を出てそのままレンタカー屋さんに向かう。
宇和島駅から徒歩15分ほど、ENEOSのガソリンスタンド内にある「CALレンタカーCastle Avenue店」へ。こちらで日産キューブをレンタル。3日間で11,700円。かなり安い。
ここからは「鉄」を離れアングラーとなり、まずは野村ダムへ向かう。