Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

「白鳥」&「はまなす」乗り納め紀行③【札沼線完乗!のはずが…】

2016年01月28日 23時10分00秒 | 鉄道旅

2016年2月23日

 

 

 

 

 

昨夜は遅くまでサッカー観戦しながら、ダイヤモンドダストを見る為に気合で朝6時に起床。しかし無情の曇り空。
ダイヤモンドダストの条件は揃わず、あえなく撃沈。
そのまま朝風呂へ。-9℃の露天風呂が最高。タオルが凍る。晴れていれば十勝岳も見えたのに。

 

 

 

 

 

午前10時「ふらのラテール」をチェックアウト。

 

 

 

 

 

駅から徒歩5分で素晴らしいロケーションと温泉。鉄道旅行者にはたまらない宿。

 

 

 

 

 

やや日差しが出てきて、富良野らしい雄大な眺め。

 

 

 

 

 

今日は「白鳥」「はまなす」の裏ミッションとして予定していた札沼線の完乗に向かう。
まずは西中駅から10時38分発普通富良野行きに乗車。単行の車内は満員。
JR北海道が公表した普通列車の減便リストに富良野線は入ってなかったし、昨晩も学生で賑わってたからまだ安泰と思いたいけど、JR北海道の今後は予断を許さない状況。

 

 

 

 

 

10時54分、富良野到着。すると隣にはあの「2429D」が停車中。

 

 

 

 

 

滝川発釧路行き普通列車。以前は「日本一長い距離を走る…」だったけど、サボが変わってる。
「長~~い」っていうのが何ともいい。

 

 

 

 

 

一旦改札を出て、富良野では必ず食べる「圭子ちゃんそば」で力もちそばを食す。昔と変わらぬ何とも懐かしいほっとする味。
以前は函館・稚内でも同じ感覚を味わえたけど、自分が経験した限り、今は富良野と新得くらいになってしまったか。有名な音威子府の駅そばは行ったことないけど。

 

 

 

 

 

続いて快速「狩勝」で滝川に向かう。

 

 

 

 

 

キハ40単行の「狩勝」。車内はやはり富良野線に比べるとのどか。
そしてこの「狩勝」は、3月ダイヤ改正で新得-滝川間の廃止が決定。
根室本線は減便対象路線に挙げられ、普通列車何本かの廃止も決定してしまった。

 

 

 

 

 

空知川を縫うように美しい景色の中を走る根室本線。先行きが不安になる。

 

 

 

 

 

12時23分、滝川到着。ここからタクシーで向かうのは新十津川駅。「鉄」の方の間では有名な滝川-新十津川ルート。
バスもあるけど札沼線への接続時間がギリギリだったので、安全をみてタクシーに。
運転手さんに「どっちから行きます?」と聞かれる。どうも新しい橋ができて2ルートできたらしい。
せっかくなので新しいルートで。どちらも距離的には変わらないようで、料金は1590円だった。

 

 

 

 

 

そして10分程で、生涯初の新十津川駅到着。

 

 

 

 

 

当たり前だけど、写真で見てたのと同じ景色。まさに日本のローカル駅。

 

 

 

 

 

1日3本のみ。これが3月のダイヤ改正で1本になる事が決定している。
段階残念ながら、浦臼-新十津川間は完全廃止が秒読み段階に入ってしまっている。

 

 

 

 

 

ホームから駅舎を見る。「ようこそ新十津川へ」の文字が哀愁を感じさせる。

 

 

 

 

 

かつては石狩沼田まで伸びていたレール。今はその面影はなし。

 

 

 

 

 

12時37分、折り返し石狩当別行きとなるキハ40単行が到着。

 

 

 

 

 

今日は土曜日だし「鉄」の方で満員かと思いきや、下車してこられた方は3名。ちょっと意外。

 

 

 

 

 

何と言うか、すぐ隣の滝川に比べ、ここだけ時間が止まっているかのような感覚。
自分はこういう雰囲気が大好きだけど、今のご時世、このような駅・路線が存続することは難しい。

 

 

 

 

 

3月ダイヤ改正で1日1本だけとなる新十津川行き。かつての石勝線 楓駅を思い出す。

 

 

 

 

 

記念に整理券を頂き12時59分、新十津川を定刻発車。車内は10人程。そのうち地元の方と思われるのは1人。皆さんしきりにシャッターを切っている。

 

 

 

 

 

あの只見線と同じようにゆっくり走る。進行左側は民家が並ぶ雪原。

 

 

 

 

 

右側には雪を頂いたきれいな山。

 

 

 

 

 

13時22分、浦臼。この新十津川-浦臼は最初で最後の乗車となってしまうかも。

 

 

 

 

 

13時47分、石狩月形。運転手さんがホームを走ってる。これがスタフ交換?

 

 

 

 

 

14時13分、石狩金沢。ここで一旦下車。徒歩5分程で温泉があるらしい。

 

 

 

 

 

「ふくろふ乃湯」に到着。ところが、看板の向こうに温泉の建物は見えるものの、雪で道が無い!


ちょうど通りがかった佐川急便のお兄さんに聞いてみると「冬は休業なんで除雪もされないんですよ」。
なにーっ!?ホームページ確認した時見落としたのか?あーっ、ここまで来て温泉入れずとは、ガックリ。

次の列車は2時間30分後。さてどうするか。じっとしてたら凍死しそうだ。
思い切って次の北海道医療大学駅まで歩くことに。確かそこからは電化されていて本数も多いはず。


何キロあるかもわからないけど何とかなるだろう、と安易に決めて出発。線路沿いの道路を進む。

 

 

 

 

 

意外にも30分程で大学っぽい大きな建物が見えてきた。線路には「医療大学」の標識。

 

 

 

 

 

そして15時10分頃、北海道医療大学駅到着。

 

 

 

 

 

札幌行きの電車に乗車。はあ~凍死せずに済んだ。
しかし札沼線完乗したかったのに、一区間だけ抜けてしまった。無念。


北海道医療大学からの電化区間はそれまでのローカルな景色から一変。乗客もどんどん増える。

 

 

 

 

 

16時3分、桑園到着。本当なら札沼線完乗!のはずだったのに。
とにかく温泉に入りたい。どこに行こうかと悩んだあげく、定番のあそこへ。

 

 

 

 

 

「北のたまゆら 桑園店」。何度も来ているのでたまには別の所…とも思ったけど、ポイント満了の無料券があったので今回もこちらへ。

 

 

 

 

 

ここへ来たら必ず食べるいくら丼セット。もちろん今回も。
露天風呂で「金田一少年」と「コナン」を見ていたらあっと言う間に時間が経過。

 

 

 

 

 

温泉を出て札幌へ。大通りは雪まつりの準備が進められている。
雪不足だったようだけど、ここへきて一気に降ったので何とか開催できそうな感じ。


お土産を買ったりしていたら時刻は21時。札幌駅へ向かう。早くも上り「はまなす」で帰路へ。

 

 

 

 

 

21時38分「はまなす」が入線。

 

 

 

 

 

今日もDD51がかっこいい。

 

 

 

 

 

そして機関車付近は恒例の撮影会。8両編成なので撮影できる位置に停まってくれてる。

 

 

 

 

 

この雄姿もあと2ヶ月。DD51を含めて車両は解体されてしまうのか?廃回や留置のシーンを見るといつも涙が出てくる。

 

 

 

 

 

方向幕も人気。この国鉄時代からの方向幕も本当に少なくなった。

 

 

 

 

 

 

本日のお宿、2号車B寝台に乗車。

 

 

 

 

 

1ヶ月前の10時打ちで何とか下段がとれたけど、またしても進行方向逆向き。
まあとれただけ良かった。

 

 

 

 

 

22時になるも、接続する「スーパー宗谷4号」が遅れている為、到着を待っての発車。

 

 

 

 

 

22時6分「スーパー宗谷4号」稚内から遠路はるばる到着。
そして22時9分「はまなす」札幌を発車。

 

 

 

 

 

座席車は見てないけど、今日も寝台車3両は満席。
あっと言う間の道内2日間。寝不足な上に駅一区間歩いたこともあってクタクタ。

 

 

 

 

 

ビール飲んで苫小牧発車と同時に早々に就寝。
とは言っても、前回寝過ごして見れなかった砂原支線の夜景観賞の為に、長万部辺りまでの仮眠(のつもり)。
zzz…。

 

 

 

 

 


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