Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2021 夏の釣り旅in四国⑥【明石海峡大橋は今日も遠かった〜「サンライズ瀬戸」東京行き】

2021年08月26日 22時06分24秒 | 鉄道旅

2021年7月24日(土)・25日(日)

 

 

 

 

 

香川県の城山温泉を出て鴨川駅へ。これから「サンライズ瀬戸」で帰路へ。

鴨川21時17分発の伊予西条行きに乗車し坂出へ。

坂出ではいったん改札を出て、構内のセブンイレブンでビールとおつまみを購入。

 

 

 

 

 

再びホームへ。「サンライズ」は定刻運行されてるようで一安心。

この夜行列車を待つ時間は至福のひと時。さすがに帰りは行きほどテンション上がらないけど。

 

やがてホームに瀬戸の花嫁が流れる。坂出や高松はホームのメロディが瀬戸の花嫁。これ聴くと四国って感じがする。

 

 

 

 

 

暗闇にヘッドライトが灯り、21時42分「サンライズ瀬戸」東京行き到着。

最後部8号車に乗車。部屋はシングル2階海側の個人的ベストポジション。

 

 

 

 

 

定刻21時44分、坂出を発車。

すぐに車掌さんの検察。この時点で8号車2階は結構埋まってる。さすがにこの7月4連休人出が多かったようで、今日の「サンライズ」は「出雲」も含めて、コロナ禍では珍しくなった満席。

 

 

 

 

 

坂出の街を抜け、列車は瀬戸大橋へ。

ネオンの向こうに連なる瀬戸大橋の灯りを見ていると、瀬戸大橋を渡る高揚感と四国を離れる喪失感が交錯する複雑な心境。下り列車だと100%高揚感ながら、現実復帰が待ち構える上り列車ではやはりちょっと憂鬱。

 

 

 

 

 

そして瀬戸大橋に突入。

オレンジ色のネオンが鏡のように映る漆黒の海。部屋の照明を全消灯して、ただボーッと眺める。

 

 

 

 

 

四国の陸地を離れて真っ暗な瀬戸内海へ。月明かりに照らされた海の上を列車は進む。上り「サンライズ瀬戸」ならではの夜景。

 

しかし「サンライズ」もあと何年走ってくれるか?1998年誕生だから、車齢30年となる2028年くらいまでには何らかの動きが出てきてしまいそう。

後継車両にバトンタッチ、の確率は限りなく低く、純粋な寝台列車はそこで終焉を迎えるかも。

考えたくないけど、今は乗れるだけ乗って存続を後押し。

 

 

 

 

 

瀬戸大橋を渡り終えたところで夕食タイム。

お腹の不調により夕食は少なめ。しかしビールとチューハイはガマンできずいつも通り。明日の朝がちょっと心配。

ひとまずカラカラの喉にビール。あ〜最高(^^)

 

 

 

 

 

本四備讃線を爆走し、山陽本線の線路を跨ぐと間もなく岡山。

 

 

 

 

 

22時23分、岡山到着。

「サンライズ出雲」との連結儀式見学に今日も多くのギャラリーが集結。

「出雲」も定刻到着し14両となって22時34分、「サンライズ瀬戸・出雲」岡山を定刻発車。

 

 

 

 

 

満月に照らされる夜の山陽本線を列車は快調に進む。

この先の楽しみはライトアップ明石海峡大橋。前回1月に乗った時は痛恨の3分遅れで、午前0時2分に明石海峡大橋を通過した時には既に消灯されていてライトアップを見逃した。

 

前回もここまでは快調だったのに加古川辺りで突然抑止されたので油断できないけど、そうそう同じことは起こらないはずで、さすがに今日は大丈夫。

久々にきれいなライトアップが拝めそう〜(^.^)

 

 

 

 

 

と思ってたら、23時10分頃、列車はとある駅に停車。駅名標を見ると上郡。えっ?ここで停車?

3月のダイヤ改正で「サンライズ」の時刻も多少変わったから、上郡に運転停車するようになったのか?

 

しかし5分経っても列車はそのまま。運転停車にしてはいくらなんでも長い。既に車内放送は翌朝まで中断されていてアナウンスも無し。まさかまた抑止か?心配になりネットでJR西日本の運行情報を見てみると、

 

 

 

「22時32分頃、赤穂線内で列車と動物が接触した為、赤穂線・山陽本線の列車に遅れが生じています」

 

 

 

マジか(ー_ー;)

運転停車じゃなくて、やっぱり抑止だった。前回に続きまたしても明石海峡大橋を目前にして遅延。

もう10分近く経ってるし。あ〜終わった( ̄□ ̄)

 

その後も抑止は続きうなだれて寝ていたら、約20分後ようやく運転再開。しかしもうこの遅れではライトアップは間に合わない。

走り出してからも何度か減速がかかり、遅延回復どころかさらに遅れていく。

 

 

 

 

 

日付が変わった0時ちょうど、姫路に到着。本来であれば明石海峡大橋の下を走ってる時刻。

ホームの発車案内板では約25分遅れとなっている。こうなると翌朝のことが気がかり。これ位の遅れならさすがに途中打ち切りはなさそうだけど、さらに遅れが増すとその可能性も出てくる。

 

 

 

 

 

0時25分、既に消灯された明石海峡大橋を通過。

ライトアップの代わりに、今日は満月が橋を照らしてくれている。これはこれできれいな夜景だけど、ライトアップ見たかった(*_*)

 

 

 

 

 

須磨付近では、満月に照らし出される大阪湾。夜の海というのはどこか神秘的。

 

 

 

 

 

0時39分、三ノ宮到着。ホームの案内板では、依然として遅れ約25分。この先は朝まで旅客列車も少ないので、もうこれ以上は遅延しないと思われ、あとはどれだけ回復できるか?

 

三ノ宮を出たところでブラインドを下ろし、アラームを明朝午前5時50分にセットして就寝。

列車は東海道本線を爆走。明日の5時50分は定刻だと湯河原辺りだけど、果たしてどこに?zzz…。

 

 

 

 

 

翌朝、アラームの音で目が覚める。

ブラインドを上げると、んっ?熱海を発車したところ?ということは、遅れは5分くらいに短縮。お〜だいぶ縮まった。

 

 

 

 

 

そして車窓には夜明けの相模湾。5時50分に起きたのはもちろんこの車窓を見る為。「サンライズ」から見るサンライズ。

 

 

 

 

 

しかしこの時期は日が高く上りすぎてしまい、水平線が真っ赤に染まるような光景はなかなか見れず。

「サンライズ」から相模湾サンライズを見るには、冬至を挟んだ前後2ヶ月、10月か2月くらいが狙い目だろうか。

 

 

 

 

 

6時45分、ほぼ定刻で横浜到着。

定時でも結構爆走してるのであまり遅延回復の余地は無いかと思ってたけど、25分遅れくらいなら回復可能なのは意外。運転停車含めた停車時間削減で縮めてるのだろうか?

 

まあ自分は急いでないので、遅延したままなら「サンライズ」に長く乗れて嬉しかったのに…

と、そんなことを考えてはいけない(´Д`)

 

 

 

 

 

品川を過ぎて東海道新幹線と並走してると車内に終着放送。

昨夜ガマンできずビールをそこそこ飲んじゃったからか、この辺りでまたお腹が痛くなってきた。

 

あ〜くそっ(+_+)

 

長野へ帰る前にどこかで休もうかと、ネットでデイユース可能なホテルを検索。

 

 

 

 

 

定刻7時8分、25分の遅れを見事に回復し「サンライズ瀬戸・出雲」東京到着。

明石海峡大橋が心残りだけど、無事に東京まで来れて良かった。

 

 

 

 

 

やっぱり楽しい寝台列車の旅。とにかく今は乗れるだけ乗っておく。

 

ここで東京駅をあとにして、いったんホテルへ。トホホ…。

 

 

 

 

 

昼過ぎには体調回復し、新宿から「あずさ25号」松本行きに乗車。

半年前まで住んでいた東京も、久々に来ると都会に戸惑ってすっかりアウェー感を感じるような…。

 

 

 

 

 

都心部を抜け多摩川を渡る。多摩川流域に住んでいた自分には当たり前の景色ながら、今となっては懐かしさを感じたり…。

 

 

 

 

 

山梨県に入り絶景スポットの新桂川橋梁へ。すっかり長野生活に馴染んだせいか、山が見えるとホッとする。

 

 

 

 

 

長野県に入り立場川橋梁。ここまで来ると地元に帰ってきた感があって、嬉しいような現実復帰したくないような。

それにしても、中央東線は橋梁からの眺めが本当にきれい。

 

 

 

 

 

3分ほど遅れた15時30分、塩尻到着。あ〜着いた〜。

「あずさ」をお見送りして家路へ。

 

 

 

 

 

これで4日間の四国釣り遠征終了。最初から最後まで腹痛につきまとわれたけど、やはり釣り天国 四国は最高。

 

明日からはまた、サラリーマンか…。

 

 

 

 

 


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