Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2020 秋の釣り旅in道北⑤【イトウを求めて朱鞠内湖4日目〜もはや修行…】

2020年12月04日 20時05分44秒 | 釣り旅

2020年11月7日

 

 

 

 

 

名寄で迎える朝。今日も午前5時起床。

外はまだ真っ暗。路面が濡れてるので夜中に雨が降ったようだけど、今は止んでる。しかし今日の天気予報は雨。晴れよりは雨の方が釣れる気がするけど、降り過ぎは勘弁。

 

支度をして朱鞠内湖へ通勤。しかしあまりの手応えの無さに昨日までほどテンションが上がらず

(´Д`)ハァ…

 

 

 

 

 

6時30分、朱鞠内湖到着。何とも言えない不気味な朝焼け。

ボートセッティングしながら朱鞠内湖観光汽船のご主人としばし歓談。

 

自分「一昨日ラパラカウントダウンジョインテッド(CDJ)9をロストしてしまって、この辺でルアー売ってる所ありますか?」

ご主人「やっぱり名寄じゃないですか?名寄に無いと旭川まで行かないとダメかも」

自分「今日ホテル戻る時に探してみます」

ご主人「たしか1個持ってたような…(探しに行かれる)…ありましたよ!」

 

ご主人が差し出して下さったのは白のラパラCDJ9!

 

自分「え〜これもう使わないんですか?」

ご主人「いや、使いますよ(笑)でもお貸しします」

自分「もしこれもロストしてしまったら?」

ご主人「その時はそれでいいです」

 

何て太っ腹なご主人。自分だったらまずできない (*´Д`)

 

自分「ありがたくお借りします、ロストしないように…」

ご主人「では頑張って下さい」

 

ご主人にお見送り頂き7時過ぎに出船。今日はまだ未踏の地であり、釣れてるポイントとしてチラホラ名前が上がる北大島を目指す。昨日までは反時計回りだったけど、今日は時計回りでGO。

昨日までシャローは完全不発なので、今日はミドルレンジまで視野に入れて岸際のブレイクラインを探っていく。

 

 

 

 

 

それにしても怪しい朝焼け。

朝焼けは雨の前兆。それもただの雨では済まなそうな雰囲気(*_*;

 

北大島の前に、まずは昨日何かをバラしたハッスル岬で第一投。シャローのボサ周りから撃っていく。しかし例によってノーバイト。ご主人からお借りしたラパラCDJ9も投入してかなり丹念に探るもダメ。いそうな雰囲気満点なのに。

 

次に沖に張り出した尾根へ。昨日と同じ場所に昨日と同じステイシー120を通すとバイト!

今日もキターッ!そんなに大きくなさそうだけど、大きくなくてもいいからイトウが欲しい。心の中でイトウコールしながら、今日はしっかり追い合わせを入れてのやり取りでキャーッチ!

 

 

 

 

 

うーん、やっぱりアメマス。サイズは40cmほど。きれいなアメマスが釣れるのは嬉しいんだけど、なにせ頭の中がイトウ一色なのでどうしても落胆してしまう。それにしても、ステイシーへの反応がいいな。

アメマスさんにお礼を言ってリリース。

 

 

 

 

 

そしてこの直後、空が黒い雲に覆われて雨が降り出す。しかも雷付き(TOT)

雨はなんとかなるけど雷はヤバい。しょうがなくいったんボートを前浜方面へ。

引き返す途中で雷はおさまったものの、雨が強く空が黒いままなのでしばらくキャンプ場付近でキャストしながら待機。

雨の強さが想定以上の為、ちょっと気持ちが萎えてきた。時刻は早くも11時30分。ここでいったん前浜に戻り休憩。

 

1時間程すると雨が止んだので再び出船。今度こそ北大島まで行きたい。

シャローのオダやボサ周りを探り、反応なければブレイクラインを探索。そしてハッスル岬を越えたところでまた雷!

 

 

 

 

 

そしてたちまちドシャ降りの雨。ゲリラ豪雨という奴ですか(-_-;)

さすがにこの雨は耐えがたい上に雷がヤバい。上陸しても避難場所になりそうな所は無いけど、湖上にいるよりマシか?(根拠無し)といったん上陸。

 

しかしここの岸際はドロドロのぬかるみ状態。マトモに歩けず。仕方なく岸際にボートを置き、そのままボート上でズブ濡れになりながら雷が収まるのを待つ。

ほとんど滝行状態(ToT)

 

しかも、なにげにクマが怖い。もし今出て来られたら…。

そう思うといてもたってもいられず、仕方なくボートを出して雷鳴が轟く中、岸際ギリギリを選んで進む(効果不明)。この間もズブ濡れ。もう北大島は諦めて前浜に戻る。

 

 

 

 

 

ゲリラ豪雨だけでもゲンナリなのに、途中から何か白いツブが降ってくるようになった。

 

 

 

 

 

バウデッキを見ると、この白いツブの正体はヒョウ!

しかも強風にあおられてもろに顔に当たってくる。もはや釣りどころではない。これは何かの修行か?早く前浜に戻りたい~。

 

どうにかキャンプ場まで戻ってきて時刻は15時。ここで雷・ヒョウともに収まって静寂が訪れる。そうなるとこの夕マズメのゴールデンタイム、そう易々とやり過ごす訳にいかないのが釣り人の性。

 

戻りたくなったり釣りしたくなったり自分でも情緒不安定になってるのを感じつつ、キャンプ場周辺で時間いっぱいまでイトウを追う。しかし何も起こらず時刻は15時50分。観念して前浜に戻りストップフィッシング。

 

ご主人「この天気の中頑張りましたね~、どうでした?」

自分「アメマス1匹でした」

ご主人「ラパラでも釣れませんでしたか?」

自分「結構投げさせてもらったんですけど、やっぱり何も起こりませんでした」

ご主人「明日は天気良さそうなので、もっと早い時間に出た方がいいですよ、明後日からはまた雪降りそうですし」

自分「ではお言葉に甘えまして、5時30分に来て6時出船でいいですか?」

ご主人「承知しました」

 

ご主人本当にいい方。お礼を告げてラパラを返却。無事にお返しできて良かった。

 

 

 

 

 

大雨・強風・雷・ヒョウと「Mr.悪天候」の異名を持つ(?)自分らしい悪天候フルコースで北大島までも辿り着けず、なかなかの修行デーとなったこの日。結局また何も掴めず。明日も何やればいいか闇の中のまま朱鞠内湖を後にする。

 

帰路、ナビで名寄の釣具店を検索しヒットしたタカハシ釣具店へ。残念ながらラパラのジョイントは無し。まあ東京でもなかなか見かけなく自分も通販で買ったくらいだし、そうそう売ってない。

 

 

 

 

 

ホテルに戻ると、今日もサッポロクラシック富良野ビンテージとGoToトラベル地域共通クーポンに慰められる(TT)

 

 

 

 

 

今日は坂本選手の2000本安打を見届けて現実逃避しようとするも、本日の達成はならず。あと1本だったのに。明日はデーゲームだから見れないな〜。

 

 

 

 

 

今夜もモヤモヤしながら名寄の夜景を眺め物思いにふける。

秋の朱鞠内湖、ほぼ初挑戦の自分が太刀打ちできる相手ではなかったかも、と初日のテンションはどこへやらで超弱気に…。

 

長くいれば釣れるという世界ではないように思え、朱鞠内湖のボートは明日で終わりにし、雪予報の9日はオカッパリに変更。10日からは後半戦の猿払川にかけることにし、宿泊手配をしなおして就寝。

 

という訳で、朱鞠内湖ボートフィッシングは明日でラスト。奇跡は起きるか?zzz…。

 

 

 

 

 


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